ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

三方向へ分水…大野頭首工

2020-01-28 07:43:40 | 愛知(ダム/堰堤)
新城市紺屋貝津にある豊川水系の大野頭首工に来ました。ここは宇連ダムと大島ダムから流れ出た宇連川の水が流れ着く場所で、その水はそのまま豊川へ向かうものと、愛知県の東西へ分水するものとに分かれます。

まず、これが豊川へ流れて行く取水口。





大野頭首工の管理所はすぐ横にあります。





水利使用標識です。



大野頭首工の案内図。1961年完成だそうです。



では、豊川用水取水口を見てみましょう。これが真横から見たもの。



その通路の真ん中から見た上流の様子。これを遡って行くと宇連ダムや大島ダムになります。



もう少ししたら、このブルーのショベル状のものが動いてそこに溜まっている水を下流に送るんでしょうね。



その水が流れていき、これが豊川になります。



さて、豊川用水取水口の手前横には先ほど説明した分水路があります。その水はここから流れて、



あちらへ流れていきます。



水路を少し下ってきたところから見た景色。



実はここで気づいたのですが、豊川用水取水口と書かれた建物の裏側(下流側)に「大野頭首工」と書いてあるのでした。そうだよな〜、なんで大野頭首工と書いてないのかなと不思議だったんですよ。これで納得。



まあ、簡単に言えば北から流れてきた水はここで南の豊川と東西の川へ分かれるわけです。ここはいわば分電盤みたいなものですね。
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