素人が考えても変だなと思うのは今回のJAL再建の動きです。JALの存在は確かに国民にとって大切なのかもしれません。もし今の日本でJALがなくなってしまったら様々な影響が出ることでしょう。
そりゃ困るというわけで、政府は税金を投入して再建に乗り出しました。まあ、それは仕方のないことかもしれません。1日も早い黒字経営になって欲しいと思います。
ただ、ひっかかるのはこのような事態になったことで誰が責任を取るのかということです。上層部が辞任しましたが、それは実質的な責任を取ったわけじゃありません。いわば形式的なものです。実際、辞任したところで損失したお金が戻ってくることはないんですからね。
今回のことで税金が使われる以前に明確にされなければならないのは責任の所在ではないでしょうか。このような事態になった責任は誰によるもので、一体誰がその損失を埋めるための弁償をするのか。
リストラについての報道はされていますが、それは今後の立て直しをする上でのひとつの手段にすぎません。むしろ赤字になった原因が明確であるのなら、それを引き起こした人物が弁償するのが筋というものでしょう。
ところが、それについての報道は耳にしません。単にワシが知らないだけなのかもしれませんが。
組織が巨大になればなるほど責任の所在は不明瞭となり、その組織が社会的な影響があるからという理由ですぐに税金を投入するというのは果たして正しいのでしょうか。会社に損失を与えたのですから「犯人」にまずは弁償させ、それでも経営が滞るようであればはじめて税金を投入するというのが筋道なんじゃないでしょうかね。
これは今回のJALに限りません。例えば以前あれだけ騒がれた国民年金の問題だってそうです。年金のずさんな管理によって様々な問題が噴出しました。結果的にそれについて誰も責任が問われなかったと思います。いや、実際に「犯人」が特定されて損失金を全額弁償したなんて話は聞きません。
国民のひとりとして思うのは、「犯人」でもない我々がなぜ「犯人」の尻拭いをしなければならないのかということです。無実なのに弁償金の一端を担うなんて、どう考えてもおかしいじゃないですか。常識で考えても一連の税金投入は納得がいきません。そんな無茶苦茶な論理は一般社会ではありえませんもん。
今回のJAL問題でカネを貸していた銀行団体が怒っているのは当然。だって一方的に踏み倒しされるわけですから。もっとも、銀行という金貸しは個人的には好かんのですが、これに関しては同情します。
ダメになった企業は本来ゼロにすべきなんです。もしその企業の倒産によって社会的な影響があるのなら、その役割を同業他社に委ねるなどの方法はあるんじゃないでしょうかね。倒産した企業のシステムなどをタダ同然で与えればいいじゃないですか。数社ある同業他社に業務の分配をすればそれら他社だって利益があがるでしょうよ。事はそんな単純なものじゃないのかな。知りませんけど。
ともかく、政治家は税金の用途をもっと考えるべきだと思いますね。税金は国民から「預かったお金」なのであって、自分のお金じゃありません。そんなことは子供だって知ってることなのにね。
なんだかなぁ~。
そりゃ困るというわけで、政府は税金を投入して再建に乗り出しました。まあ、それは仕方のないことかもしれません。1日も早い黒字経営になって欲しいと思います。
ただ、ひっかかるのはこのような事態になったことで誰が責任を取るのかということです。上層部が辞任しましたが、それは実質的な責任を取ったわけじゃありません。いわば形式的なものです。実際、辞任したところで損失したお金が戻ってくることはないんですからね。
今回のことで税金が使われる以前に明確にされなければならないのは責任の所在ではないでしょうか。このような事態になった責任は誰によるもので、一体誰がその損失を埋めるための弁償をするのか。
リストラについての報道はされていますが、それは今後の立て直しをする上でのひとつの手段にすぎません。むしろ赤字になった原因が明確であるのなら、それを引き起こした人物が弁償するのが筋というものでしょう。
ところが、それについての報道は耳にしません。単にワシが知らないだけなのかもしれませんが。
組織が巨大になればなるほど責任の所在は不明瞭となり、その組織が社会的な影響があるからという理由ですぐに税金を投入するというのは果たして正しいのでしょうか。会社に損失を与えたのですから「犯人」にまずは弁償させ、それでも経営が滞るようであればはじめて税金を投入するというのが筋道なんじゃないでしょうかね。
これは今回のJALに限りません。例えば以前あれだけ騒がれた国民年金の問題だってそうです。年金のずさんな管理によって様々な問題が噴出しました。結果的にそれについて誰も責任が問われなかったと思います。いや、実際に「犯人」が特定されて損失金を全額弁償したなんて話は聞きません。
国民のひとりとして思うのは、「犯人」でもない我々がなぜ「犯人」の尻拭いをしなければならないのかということです。無実なのに弁償金の一端を担うなんて、どう考えてもおかしいじゃないですか。常識で考えても一連の税金投入は納得がいきません。そんな無茶苦茶な論理は一般社会ではありえませんもん。
今回のJAL問題でカネを貸していた銀行団体が怒っているのは当然。だって一方的に踏み倒しされるわけですから。もっとも、銀行という金貸しは個人的には好かんのですが、これに関しては同情します。
ダメになった企業は本来ゼロにすべきなんです。もしその企業の倒産によって社会的な影響があるのなら、その役割を同業他社に委ねるなどの方法はあるんじゃないでしょうかね。倒産した企業のシステムなどをタダ同然で与えればいいじゃないですか。数社ある同業他社に業務の分配をすればそれら他社だって利益があがるでしょうよ。事はそんな単純なものじゃないのかな。知りませんけど。
ともかく、政治家は税金の用途をもっと考えるべきだと思いますね。税金は国民から「預かったお金」なのであって、自分のお金じゃありません。そんなことは子供だって知ってることなのにね。
なんだかなぁ~。