ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

新陳代謝と老化

2005-07-21 04:29:16 | 脳みその日常
恐ろしいほど昔の友人に久々に会う。開口一番「おいおい、学生時代と同じ風貌というのはどういうことなんだ?」と。これはどう解釈すべきなのか。見た目が変わっていないのか、成長していないという意味なのか。そいつが言うには、なぜ歳を食ったくせに老けないのかということらしい。いやー、そんな問いつめられてもなあ。

そいつに限ったことでなく、久々に会う人からは異口同音にそう言われることが多い。

ふと思いついたのは、睡眠時間が圧倒的に少ないから?というもの。人間は睡眠時に最も新陳代謝が活発なのだそうだ。新陳代謝とは言うまでもなく「古いものが新しいものにとって代わること」。つまり古い細胞が新しい細胞に変化することでもある。女性のスキンケアなどでよく寝不足はお肌に良くないといわれるのは、そのため。寝不足だと皮膚組織の代謝活動が低下するので、みずみずしいお肌が保てない。だから睡眠は十分に摂りましょうという理屈だ。

違う見方をすれば、睡眠時間が少なければ活発な新陳代謝を行なう時間が少ないということでもあろう。細胞の新旧交代が滞れば、老化の速度も緩やかになる? だからワシは歳の割に老けていないのか?

いや、たぶんその仮説はかなり怪しいような気がする。睡眠時間を減らすことで老化を予防できるのであれば、とっくにみんな睡眠時間を減らしているだろうからね。不老長寿の薬なんてのがあるとすれば、寝なけりゃいいのだ。要はそれぞれの細胞が衰えなければいいんだよな?。ワシの怪しい仮説からすれば、そうなる。

しかし、実際にはそんなことはできっこないし、非現実的な話だ。きっと老化には別の原因があるのだろう。生物学者でないのでまったくわからんが、たぶんそうだと思う。

それにしても、人によって老けるのが早い人と遅い人がいるのはなぜなんだろう。早老症というコワイ病気もあるが、それは別格のものとして論じなければならないだろう。ともあれ、とても同い年とは思えない奴が現にいるわけで、なんなんだろうなあと思ったりもする。いや、向こうもワシを見てそう思っているのかもしれないが。

中年になったらシブく、ニヒルに決めたいと思っていたが、どうやらそれは夢に終わりそうである。

あーあ。
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