湘南オンラインフレネ日誌

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2/14 朝日の教材屋摘発の記事にふれて/また雪に封じ込まれて 他

2014-02-15 06:16:27 | 地震津波災害ボランティア

2014/02/14 記
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入試は雪。2週続いて迷惑な雪に動きを封じられた。朝日新聞が1面トップで、塾の教材屋が入試問題と回答を商品化していることについて、著作権の問題があるのではないかという指摘をしていて驚いた。私たちのような講師を兼ねる教材屋は複雑な気持ちでいる。それは私教育の立場から、子どもたちの発達に関わる自負がからむからだ。公立や私立の学校文化を営む教員の周辺にあって、知識の習得をめぐって子どもを形作るという立場や、モラトリアムという軟禁状況下の子どもを問題とする立場まで、学校の補佐から、十全な子どもの社会的組み込みを試みる立場まで、様々な私教育に携わっているが、そのいずれの立場からも、単純な商品化の商売は受け入れがたい。

現に子どもたちは学校に通っており、その学校の営みの力の中に生きている。不登校・引きこもりの子たちの塾の中には、独立した学びの場を営むものも少なくないが、大学進学や就労の場面で、再び学校文化と交わるところで、そこまで切り分けられないというのが実情である。だから第一ゴールのような形で、学びの水準を問わねばならない場面が出てくる。そこに入試問題の解析を踏むという作業が出てくる。

そういう発達の周辺に関わる者としては、入試問題への取り組みは、教育または共育の立場から発現するものであって、難関突破のアイテム取得の暗号特権販売の発想とは異質と思っている。以前、私の塾を閉じ、他塾を渡り歩いた苦い経験がある。ある横浜の塾は、地域の学校のテスト問題のコピーを売り物にしていたし、ある塾は暗誦と鍛錬を教育と履き違えていた。こういう塾も確かにあるが、朝日新聞の塾はそれをも超えて、入試問題を発掘し効能を商品化するという、子どもとの営みから離れた行為にまで至っているという点で、いっそう受け入れ難いものだ。

しかしそれでは、教材屋という稼業自身はどうなのかということになる。私の参加している教材屋は、塾の講師用の模範解答例と解説を書く仕事と、いわゆる練成問題を塾や学校に卸す仕事が主となる。私の関係している仕事は、学習に長欠などの理由で欠落がある子や、認知に偏りがあって、その子の特性に合わせたオーダーメイドの教材を作る部門にいる。だから生の入試問題に触れる機会は少ないが、私教育の講師はポリシーをもってそこに教材作りにも携わっている。ひとのふんどしを販売するような行為で収入を得ているわけではない。レッテル貼りが始まらなければいいがと、気になってならない。

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朝、母の常備薬が切れた。「雪ふってるし、転倒するとまずいし」と母は、私に水を向けてきたのだった。地元医に電話すると、母には頓服として筋弛緩剤を処方しているが、他は保健薬なので、切れてもいいから、悪天候があがる月曜に来てもらえばいいというのだ。そうこうしているうちに、母の大声があがった。灯油がないというのだ。車の無い我が家は、配達を御願いしている。注文後、業者が来るまで待っていると、雪が積もってきた。結局、茅ヶ崎養護に行く話は月曜日に日送りとなった。

雪の中、高校入試や大学入試の受験生を抱えた講師からのメールがとどきはじめ、相模大野校から車に分乗して帰るのだとの話。茅ヶ崎養護から茅ヶ崎に戻り、相模大野という出勤はこうして流れた。入試に付き合う恒例の応援団は、雪にくじけて中止となり、一方、入試話ではなく、教材屋話でJR相模原の塾長は、フィリピン報告会の流れた鬱憤を晴らしているようなメールとなって、SNSとメールだらけの一日となった。

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懇話会の例会テーマへの参考記事あり。

●「2/11 県が委嘱 災害時医療「調整役」27人」(読売岩手版)


夜間傾聴>中止(母がソチ・フィギュア番組で隣から離れない為)

(校正2回目済み)

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