(つづきから07)
⚫︎年末年始期間利用のまとめメモ 07
自発参加の高校生は、地元支援者の認知度が低いこともあって、災害急性期の外部ボランティアが発災数ヶ月後,被災地から引き上げて、居場所を失うことで活動をやめてしまう。これがあちこちの被災地で起きている。
社協ボラセンは,外部ボランティア配置の采配を振るうことに手一杯であり、大人の地元災害ボランティアへの活動引き継ぎすら、成り行きに委ねる状態にある。外部と地元との活動実態の落差がある。地元活動に高校生をいかに引き継いでいくかという意図的な発想がないのだ。従来の活動に引き継ぐという発想だ。
しかし、もうひとつ方法がある。それは高校生ならではの独自課題から、自立活動を生み出して行く道だ。この活動現場は高校内に置くことに特徴がある。災害急性期の活動個人参加に並行して、意識的に、活動切り替え期を踏まえた活動をつくっていくことだ。この活動転換は先験的になるので、教員や地域ボランティアの先導がいる。
この辺の事情について、次回語ろうと思う。
(続く)
(校正1回目済み)