湘南オンラインフレネ日誌

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8/22 台風9号に阻まれて/ネオ・ナチの影のヨーロッパ 他

2016-08-23 04:57:27 | 地震津波災害ボランティア

2016/08/22 記
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昼過ぎ、台風9号が湘南を通り抜けた。準備していた割には、あっさりと抜けたが、台風一過とはいかない。後期夏期講習が始まったが、教室修繕の授業調整は、大げさなポリシートを漏水部分に貼り付けて、最小限の変更で済んだ。明日穴埋めすれば、余分な出番はないようだ。

とにかく我が家の庭の芝生は水浸しとなって、人の出入とともに虫が屋内に入り込んできた。やぶ蚊やブユ、カマキリ、バッタに至るまで、玄関から入り込んできた。ふと思い出して物置の奥をのぞいてみた。アルコールが半分にまで蒸発してしまった液浸標本がごろりと出てきた。塾生たちと鍾乳洞内の生態系を研究させていた頃の標本で、もう30年近く経っている。ただ困ったことに気がついた。塾は理科実験室を持っていたので、ビーカーやフラスコ、試験管類から試薬がふたかかえほど出てきたのだ。まだ探せば,量は増える。

これをそのまま捨てたら、警察騒ぎになるまいか。強酸もあるので、中和処理して処理業者委託が必要ではないか。そんな心配である。カバキコマチグモとかハマキフクログモなどを壜内で飼育していたあともあって、中は怪しげに蚕糸に包まれた繭状に壜内が隠された標本もあって、孵化後、幼虫が卵のうを守っていた親の身体を餌として食べる。そのばらばら死体と日干し幼虫の塊が中に入っている。怪しいと思うには充分だ。

そんなこともあって、理科実験用具は、いらないかと久々に会う塾屋仲間2軒にメールを出した。片方は10数年ぶり。ところが2軒とも、塾を廃業していた。一方は根粒菌の研究を奥さんがしていた**さん。離婚して塾もとうに廃業していて、家業を継いでいた。もう一方は、牧畜農家に転身。関西に転居していた。私と親交が深かった理科を行っていた塾は、全滅していた。台風の最中に浮世離れしたメールをだしてくるとはと、呆れられてしまった。農家に転身した方は、大病を患ったらしい。進学塾転身して成功している一部を除いて、少子化とゆとり教育悪者化によって大半の個人塾が廃業に追い込まれていた。

懇話会のニュースを大量配布できることになって、印刷後持込をしたいのだが、車のない私は、抱えて移動しなくてはならない。そのときは、雨が大敵。台風影響が速く抜けてくれないかと気をやいている。夏期講習が邪魔するので、17時に終業になる相手とは案外時間がとれないのだ。片方はタクシー移動が必要。めったにない話なので、実行するつもりなのだが、牧さんの価値を認めてもらえるか。

シーネ状の担架のカタログを探していた。災害急性期の自宅脱出用(移動用)の軽量担架だ。階段を滑らせて降ろせるものもあるとのことだが、踊り場の180度ターンをクリアするものがない。小さくすると担架が搬送者にとって重くなり、長いとまわらない。ヒットしたら、報告する。

まずは、台風缶詰状態だが、懇話会準備活動は進められないでいる。夏期講習は背に腹は代えられぬだが、昨年末の退職後、相模原の塾と教材屋と家業へと収入源が減ったことが響いている。ところが実感としては、青少年と触れ合う機会が減っていること、空疎な侘しさがふと通る。動けば空隙が少しは埋められると思うのだが。失明から命の果てという終末へのカウントダウンをつい意識しているのだ。

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<気になった記事>

●「負の遺産 ヒトラー生家の扱いに悩むオーストリア」読売8/22
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●「点字ブロック上にフェンス 視覚障害者転倒し骨折 兵庫」朝日8/23
●「視覚障害者の駅の事故、6年間で428件 転落や接触」朝日8/20

夜間傾聴>ふたり(ひとりはリオからメール)

(校正1回目済み)

 

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