湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

8/13 特定検診をうけました、で/民間交流を深めた支援を

2012-08-14 06:25:13 | 引きこもり
2012/08/13 記
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歳を食うと、医療関係がやたらと生活の中に割り込んでくる。今日は予約しておいた特定検診を受けた。お盆の最中だから、個人医院は休診だから病院にいく。この時期だからすいているだろうと思っていたら、甘かった。交代制で一応は医師や職員はいるものの、人数が少なく、その割には、外来患者が多かった。私のように特定検診を受けている方は少なかったが。

結局、検査や診察の連携が悪く、4時間近くかかってしまった。総合診療科の医師は去年と同じ人。質問用紙を見ながら問診・触診を薦めていくのだが、ひとに質問をしておいて、応答を聞いていないので、その医師の職業意識を叩いた。覚えているかなと思ったら、案の定、初対面風の鉄面皮、全然変わっていなかったので、問診が始まったので、「応答ぐらい、話を聞いていてくださいね」とコメントをつけ、「触診をしないんですか」と注文をつけた。やっと思い出したらしく、聴診器が登場して可笑しかった。

しかしひどい。採尿のとき、コップを汚してしまったので、ここの検査士は素手で検体を扱うのを見てきているので、その場に常駐している事務員に、「検査員がコップを取るとき、コップを汚してしまったので注意して欲しい」と伝言を頼んだ、すると言葉が終らないうちに、「私は検査の担当ではありませんから、担当者に直接言ってください」と、いきなり断られた。採尿の際、トイレの前の受付に常駐する彼女に、「(採尿するので)子どもをちょっとみていてください」と頼んだ母親を、「担当が違います」と断っていた。私の伝言を断ったひとである。

以前、風邪をこじらせて治療室でネブライザをかけていたとき、ナースが場を離れた。吸入が終ったので、担当者を呼んで欲しいと他のナースに依頼したが、「少しお待ち下さい、担当者が来ますから」と伝言を断られたことがあった。担当者は15分後に私の横を通り過ぎ、私が声をかけたので忘れていたことに気付いて、マスクなどを片付けたのだが、院内連携が完全にいびつ。労務管理の責任体制がおかしいのだろうと推測された。入院、救急外来は、この病院は絶対に使うまいと心に決めた。しかし茅ヶ崎は、それを言ってしまうと実は病院が無くなるのだ。

終了が結局17時まぎわになってしまい、医事課には知人の**さんが現職か確かめるだけで終ってしまった。といっても、休暇を取っていて、本人とは会えなかったのだが。

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陸前高田市米崎町仮設の++さんに電話を入れた。巡回文庫の書籍を入れた件の今後の話だった。小規模仮設の自主巡回文庫の話の確認だった。私たちが送った本の始末法が定まらなかった。自主巡回があるから、その最後の仮設の都合があるので++さんは応答できなかったのだ。雑誌中心なので廃棄するか、図書館に渡すかこれから話が始まる。

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青森県内の認知症患者数の調査データが記事になっていた。
●「認知症高齢者3万2242人 県調査、国の推計上回る」
記事では高齢者層の人口比で論じられていたが、陸前高田市広田町の高齢者人口が不明なので、粗っぽい推測だが、青森県人口の137万人強から比率2.3%を割り出し、広田町人口の概算3千人にあてはめてみた。世代分布が違っているので、本当の目安に過ぎないが、約70名の値を得た。町には少なくともその位の認知症患者がいるということだ。ここには2つの高齢者施設が受け入れをしているが、この数字は認知症高齢者に限った数字だ。しかし在宅介護を受けている高齢者のぼんやりとした大きさが見えてくる。

この地域の高齢者に対して、私たちがなしうることを洗いなおしていく作業に入っている。

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オリンピックがやっと終わり、少しは被災地情報が入りやすくなってきたかと思っていたが、陸前高田の枯れた一本杉の保存の話を聴いていて、まだこだわっているのかと、悲しくなった。いつも災害支援のときに現われる外野活動なのだが、地域協力や統合の象徴作りにどうしてこう熱くなるのだろう。球場の外野席から声をあげる活動のパワーを、なぜ生活に寄り添った活動、環境整備や産業復興支援に注がないのだろうかと思う。被災者を混乱させるからというのは、イメージが貧困なのだと思う。

もし親戚が、親が、被災していたら、親しい友が被災していたら、どうするだろう。適正な距離は勿論ある。しかし、協力を申し出て必要な支援をもっと具体的なかたちのものへと探っていただろう。つまり被災者に名前が無い、束ねた被災者に対しどうするかとたててしまっているからだ。だから民間交流が必要だ。それは団体と団体との親交よりも、個々人がつながる知り合う友を生む活動を作っていくことなのだと思う。

押しかけ元気付け活動は、さすがに落着いてきたが、それとは別に宮城の亘理の仮設にひまわりの鉢植えを送ったニュースを見ていて、呆然としてしまった。現地の様子を少しでも観ていたら「ひまわり」というような的外れはしなかっただろう。非被災地からの支援は、気持ちの問題であるのは確かだが、より実利性のある支援を考えるべきだろう。

明日は慈恵医大に行く。その帰りに「舫(もやい)」に立ち寄る。地域医療福祉ネットワーク関連の接点話が出来たらいいのだが。

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「舫」といえば、湯浅誠氏がNHKにハートネットで、若年者引きこもり者の貧困の実態を語っていた。予約録画しておいたのだが、私は一回観終わったのだが、母が「つまらないから」と番組を消去してしまった。油断した。ハートネットでは、あと1~2回のシリーズで、貧困と生活支援を取り上げるようだ。失職して路上生活者となった青年が、ふたたび就職するが苦戦し、生活保護においこまれる話がでてくる。・

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これから仮眠し、昼前の最後に滑り込めるように出かける。今回はここまで。

<気になる記事>

●「徘徊情報、市民にメール配信 名古屋市10月から」
●「被災気仙杉で「みんなの家」 憩いの場、再生目指す  10月中に完成」


夜間傾聴:オーバードーズ君臨時登場
     橋本2君(仮名)


(校正2回目済み)

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