湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

8/22 ジョブコーチもどき第二ラウンド/地元協力者作りで旧い知人宅を訪問し

2012-08-23 06:48:46 | 引きこもり
2012/08/22 記
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橋本3君のミニトライアル雇用先の人事担当者の方と会った。彼の縁故の方が経営されている企業なので、彼が気に入れば入社可能と感じさせた。専門学校への進学か就職かと、親御さんと考えてきたが、彼の場合、気に入るか気に入らないかが重要なので、「白衣がいや」ということで、彼には仕事の全貌を見てもらうことにした。中途採用なので、日程の制約が逆にラフなのだが、ともあれ9月早々、もういちど話し合う場を作っていただいた。

しかし暑い。ばてている。教室を間違えて野次が飛んだり、新しい講師の名前が出てこなかったり、しかしアルツハイマーという野次に、どこの科学者だと応答して、周辺が静まった。…まったく。

母が東京の主治医の診察を受けに出て行ったので、夕食の準備が要らなくなり、広田半島通信と、医療QRカードと講演会のことで、協力要請で共産党系の方なのだが、古い付き合いで、娘さんが私の塾に来ていた関係で知り合った**さんのところに半年ぶりにお邪魔した。看護師資格を持っているので、医療福祉ネットワーク作りのとき、相談相手になってもらいたかった。

ちょうどターメリックライスを炊いたので食べていけと、夕食をご馳走になりながら、QRカードの価値を話した。救急医療体験はあるが、病院勤務だったので、訪問介護体験は無いという。しかしカードについてトリアージ時点で身元確認に使うということに疑問を持ったようだった。確かに重点は、処置後の入院時点に置いているのだが、救急時から入院治療開始時までの治療の迅速化には、役に立つだろう。

活動を組むことは出来なかったが、医療関係者の分業の状態とか、病院と地域の手の組み方などの件で、参考になった。

そこで今、反原発の活動に協力しているとのことで、東電と政府の行なった欺瞞のことを私に話されたが、これは福島の災害ボラにも通じることだが、国会前に集まったり、署名を集めたりすることが、災害ボラにもつながることという話を聞いて、違和感を持った。

確かに原発は再稼動させてはならない。しかし、私は福島の被災者との直接の接点はどこに行ってしまったのだろうかと思うのだ。そこの支援活動が切れたところで、政治活動に夢中にはなれない。「私は仮設訪問を軸にしていくよ」と応答したが、若い時、私も政治活動をしていた。しかし、時流の変遷に次々と課題が変わり、私のところには、課題が変わっても、いつも同じ人たちがいる。このまま、歯車のひとつに個人をそぎ落として流れていくのが、もううんざりしたという経過がある。私の得意とするところや立場を加味して生きて行きたいと思った。それからもう二十年近くになる。ひとの喜怒哀楽が見える関わりから先の、実りの無い底なし沼はもう沢山なのだよと語るが、先方はそんなにいろいろなことをやっているなら、立候補したらと、私の話が通じない。「まったく魅力感じないんだけど」と応答するが、なぜだと不可解な顔をされてしまった。「社会活動はもっと豊かだよ」と**さんにいうが、全く通じない。ここでお開きとなった。

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案の定、母は私の帰宅より遅くなって帰ってきた。陸前高田の広田町のワカメを成城石井が売り出したので、2袋目を買って帰宅。

講演会の講師謝金を捻出するため、カンパ依頼を書いている。しかし、講師が絞れない、困ったものだ。ただ岩手の某校の高校生が被災から復興の道筋を撮影している件で、部活の先生宛に、写真を見せてもらえないかとメールし、陸前高田にいったとき、部活担当の先生にお時間をいただくことに成功した。ここから先は、まだないしょなのである。


夜間傾聴:中学生君(仮名)


(校正2回目済み)

コメント
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