湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

母の退院前日が過ぎていく

2008-12-29 04:00:01 | 引きこもり
退院前夜なり。冬期講習の再々変更はさすがに嫌な顔をされた。しかし、事が事なので承認せざるを得ず、結果、次からは私には授業の声がかからないという状態になる。静かな「雇い止め」である。

ただ私の場合、学習困難者の個人指導という交代できない部分を持っているため、経営者が経営理念からそれらを軽視し抹消しない限り、即座に首にはならない。ただ平常授業の講師の口が、欠勤だらけでは売り物にならないために、採用が無くなるということなのだ。昨日は感情的に「失職」を口にしたが、首の皮一枚でつながっている世界なのは事実なのだ。成果がでなければ契約は打ち切られる、その短期の成果に腐心しなければならない現実、仕事の性格上、短期成果自身が実は無理難題なのは、私にはわかっているのだが。

2箇所の上司に頭を下げてきた。在宅介護の場合、これからも不安定勤務が続く。フリースペース運用型の場合は、この問題は無い、その代わり、運営資金繰りの地獄が待っている。

帰りに、面会時間切れすれすれに病棟に立ち寄った。母の論はすっきりしている。何であなたがその奉仕仕事をしなければならないのかという論法だ。私が私教育に飛び込んで40年、母が言い続けた論理だ。生きることの痛みを忘れたら終わりだからだよと言っても、それは答えにはならない。

母の全体の荷物は大したことは無い。「一番大きな荷物はあなただ」と憎まれ口をたたいても、蛙の顔になんとやら、母は平然としている。

面会時間帯を大幅に過ぎても、用事で来る介護者家族には露骨な注意は来ない。かえりにナースセンターに、挨拶して通り抜けるが誰も応答しない。そう、誰も知らなかったこと。

今日朝10時、再び病棟に行く。あわただしい一日。冷蔵庫をさらうために鍋自炊。残り物があると煩い主婦が帰ってくる。アリバイ工作なり。

今回考察シリーズはお休み。

夜間傾聴:##君(仮名・二股指導気にする必要などないよ。)
     中延君(仮名・恒例の駒沢公園初詣ならぬ初散歩、会えるといいのだが。)

(校正2回目済み)

コメント
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