湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

父の21日一時入所前の騒動が残っていた

2008-12-20 05:39:17 | 引きこもり
父の帰りが午後3時なので、午前中から動き、自宅待機前の午前10時に大学病院に着く。朝7時に庭師が年内最終の松の剪定にやってきていたので、完全徹夜状態で病院に飛び込んだ。庭師の介入は誤算だった。デイサービスの帰りは午後5時前。今回はショートステイだから2時間到着が早い。ひとつがずれると、次々にずれていく。庭師は母が夏の終わりごろに頼んでおいたものだった。私の夜間の仕事をカバーするように、母が午前中の仕事を分担していた為、私は要領を得なかった。その弱点の時限爆弾が爆発した形だった。

手術をするときに母が着替えた衣類を持ち帰り、即日洗濯して、それを翌朝届けるという予定でいた。それでも8時に家を出れば間に合うと思っていたので、まだ洗顔中に庭師がやってきた。大学病院には往復3時間半。帰りに駅ビルで買い物をしても間に合う予定だった。やむをえず、庭師に仕事の段取りを頼み、家を留守にしてでかけ、午前9時過ぎ、移動中の電車の中で、転送電話を受けた。

父の主治医からだった。21日から父の一時入所が始まるので、糖尿病・痛風などの父の常備薬を事前に頼んでおいたのだが、それを断ってきた。訪問看護が始まっていないので、父を直接診察しないと、外泊が長期間でもあるし、薬は出せない。薬が必要なら、父を連れてすぐ来るようにというものだった。

父のシュートステイ明けの帰宅すぐに、そのまま医院に転送すれば父は、その異変の緊張からトイレ騒動を起こす。だから、人手の応援が無い外出時に、騒動が起きたら、私だけでは対処がうまく行かない。下手をすると、それが21日の出発に影響する。そう考えて、とりあえず今日の父の通院は延期させてもらった。とすると代わりの日は、翌日土曜日の診療の「午前診療」のみということになる。午前通院は、やむをえなかった。

母の担当看護師に洗ってきた衣類収納を依頼し、備品の不足のものを病院売店で補充購入した。750円もするペットボトル用「水のみキャップ」は使ってみると水が出なかった。水を吸うときに、入れ物の周辺を押さないとだめだが、母は握力が無いのだった。私が見たときは、はじめのストローの折れ曲がる部分に空気の漏れる穴が開いていた。そこで交換用ストローに取り替えておいたのだが、それも水が出なかった。瓶を握るのである。そのとき母の利き手に点滴針が入っていた。握ることがなおさら出来なかった。注意していないと病院売店といえども,まがい物を掴まされてしまう。この商品は母が入院時、面白がって買ったものだった。

当分は水分補充は点滴からという事になるので、水のみはすぐに使うわけではなかった。

母は全身麻酔が覚めるとき、だいぶ調子が悪かったようだったが、一日明けた昨日は、夜間、重篤な方の集中治療で、看護師が出入りするために眠れなかったと説明していたから、逆に元気だった。それだけに身辺の不備への看護師の介護の指図が細かかった。待合室に立ち寄って、ホームのケアマネさんに、土曜日の介護タクシーの通院・往復の手配を依頼したとき、介護タクシーは玄関から車までのサポートを含んでいるが、屋内移送の階段介助は、別のヘルパー補助が間に合わないという。冷や汗をかいた。賭けだった。知り合いに手伝ってもらうことになっているから大丈夫と、受け皿が決まっていないのに応答した。そのとき、ショートステイの帰りは午後3時ごろだが、自宅待ちうけが大丈夫かと、ケアマネさんに念を押されてミスに気が付いた。デイサービスなら帰宅5時前だが、ショートステイの帰宅は3時だったのだ。

早々に帰ろうとする私に不満をあらわにする母を、事情を説得して病院を飛び出した。病院そばのバス停の路線上の道路は数kmに渡って上下線とも渋滞を起こして動いていなかった。こういうときは病院張り付きの待ちうけタクシーに聞くのが一番だった。その幹線道路を使わず、駐車場裏ゲートを抜けて、バス路線を使わずに、裏道から、本来の上下線の到着2駅の電車駅の中途の駅に向かうのが早く着くという。裏道作戦となった。これは順調で、電車を乗り換え、時間内に帰ることができた。

この間の移動時間に父の宗教関係者に電話連絡を取り、父の帰宅時の階段介助は、私の帰宅直前にやっと可能となった。父の帰りつく10分前だった。翌朝の屋内介助部分と、階段介助のみ、その若い方が連日担当してくれることが決まり、そこに父が戻ってきて、これで一応は済むと思っていた矢先、庭師の落とした松の枝が邪魔して車椅子が通れなくなっていることに気がついた。庭師が慌てて枝を回収し、混乱の中、5分遅れで父が玄関先に到着した。

母の安否を聞く旧友たちからのタイミングの悪い電話が、その最中にかかってきたが、今回は無視。父を力技でベッドに押し込んで、電話に出ているところに、庭師が「終了しなかった分、明日午前中に来る」といいだした。「留守中だから料金請求は夜にしてくれ」と私が頼むと、宅配便業者が突然、定期のボトル水を持ち込んできた。大混乱だった。

父が帰ってきたが、今度は冷蔵庫保存の食材の一部が傷んでいた。帰ろうとする信者さんを引き止めて留守番を頼み、近くの店で食材補充をした。とにかく休む間が無い、夕食準備までの数時間仮眠する以外時間が取れないので、若者が帰ったあと、父のうたた寝を確認して、ともかく階段下に布団を持ち出してごろり横になった。

しかし今度は電話が鳴ったのだった。Softbank からPCアンケートとかいう電話、10分後、NTTからBフレッツ利用者へのPCアンケートときた。回線モジュラー端子を抜くのを忘れていた。父が起き出してしまった。夕食を済ませ、母の知人友人へのオペ結果の電話レポートを行うことで義理巡回を断り、父の洗濯物やら、食材の始末を終えたら意識がなくなった。

2時間後、夜間傾聴の電話に起こされた。午後10時。自分の寝室で着替えもせずに眠っていた。慌てて父の様子を見に行くと、TV番組をつけっぱなしで、父も眠りこけていた。助かった。今その分、早朝のたち歩きが始まっているが、階段を降りてこないので、階段下に車椅子とボトル水のダンボール箱を積み上げたバリケードをとりあえず組んである。

これから父を午前中、主治医のところに連れて行く。間の悪さの連鎖が止まって欲しいと願う。今夜は橋本までの巡回である。夜間の留守番を父の宗教団体の信者さんに頼んだ。21日は午前中に一時入所先の特養に父を運び込んで、在宅介護が来年初めまで中止、一息つく。

出発まで、あと2時間半である。K.レービットの文庫が期限切れ。もう知らんというのが実感。

夜間傾聴:##君(仮名)
     中延君(仮名・ごめん!)

(校正2回目済み)

コメント
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