昨日、朝7時。セットを間違えた携帯のアラームが鳴り出した。緑内障治療の目薬は、1日1回寝る前にという処方になっている。眼圧を下げるために房水を抜く効果がある。ただ「寝る前に」というのは困った。寝るといっても、また1時間程度。一日の予定の隙間を見つけて眠る形の日が多いから、とりあえず夜間作業と傾聴が終わったときに、薬を注すことにしている。だが目を休ませなくてはならない。目を閉じて30分ほど眠りに落ちたところで、非情のアラームが鳴った。ここで再度眠ると、大学病院に遅刻してしまう。血流のせいか、激しく明滅する視野を軽く押さえて起きてしまうことに。
昨夜、母は荷物を持つことを拒否。ということは、車でということ。せめて行きがけだけでも節約と、眼圧の上がるカフェインを避けて黒豆茶を温めて朝食後、方針決定。
予定より30分早く出発。さすがに日が押し迫っているので、幹線からはずれると電車はすいている。乗り継ぎのバスも順調で、病院には1時間前についた。外来患者もいない病院の玄関は、タクシーも一応1台、暇そうに待機状態。病棟は30日から交代勤務の年末年始勤務シフトになるという。だから用を済ませておこうとしているのか、ナースステーションは慌しかった。
地下の売店で握り飯をひとつ。早くついたのでと食べようとすると、「胃の手術した患者にそんなもの、食べられない」と、朝っぱらから小言パターン。「これは私が食べるのだ」と言って食べ始めると、同時に、母は立ち上がって荷物を持ち出し始めた。せっかちな…。
荷物を守衛所脇に置かせてもらって、病室を1往復。これで全財産である。タクシーのトランクに荷物を詰め込んで、運転手にルートを確認。これをしないと長距離の場合、全く料金が変わってしまうからだ。少々不服そうな運転手に宜しくと念を押して、最後に母を前の座席に乗せた。企みは、後部座席が空けば、隙をみて横になって、仮眠がとれるというものだったが、運転手に見抜かれて、「危ないから横にならないでくださいね」と、釘をさされてしまった。
出発して二十分ほど経った頃、携帯が鳴った。大森君(仮名)だった。起こしてやらないと、病院に遅刻するだろうからと、親切に仮眠を絶ってくださった。すでに母を乗せて車の中だと説明。「変だな」と思ったが、考えてみると出発が早かったせいで、帰りの出発も早かったのだ。彼が起こしたのは、従来の病院到着予定時間だったのだった。母は私より先に舟を漕いでいた。こうなるとタクシーの車内、料金メーター監視で、寝るわけにいかなくなてしまった。せちがらい話だが、仕方がなかった。
通院患者さんたちは、市内・隣接市住民が大半で、私たちのような遠方の客は珍しいと運転手が語っていた。地元医の紹介だからと応答して、世間話をしているうちに、渋滞もなく順調に帰宅した。
それからが、小言の嵐だった。手ぬぐいの模様を意識した母好みのたたみ方など、私が知っているはずも無い。「いいがかりだ」とぶつぶつ言いながら、とにかく1時間ちょっとで、なんとか整理がついた。車の中でケアマネさんから我が家に「立ち寄る」というメールを受け取っていたので、腰を下ろす間もなく、ケアマネさんが来た。
父の入所している「特養に、これから行くのだ」というので、この間のトラブルの経過を説明。母が早く帰ってきたことは、まだ父には言わないで欲しいと頼んだ。ならば俺も帰るとやられたら、身動きがとれなくなるからだ。
「興奮しているから昼寝したほうがいい」と母を床につかせ、煩いのがいなくなったところで、ケアマネさんと1月の予定調整をした。1月は利用が多く、1月中旬以降の予定が全く立たないので、キャンセル待ちとの話。そのころは、講習が終わり、季節労働と呼ぶ入試問題解答作りのチーム作りが始まる。在宅仕事分が増えるので、なんとかやりくりが可能だと思うが、母より、介護度がついている父を外泊させた方が安上がり。拝み倒してケアマネさんと別れた。
とにかく睡眠を取れないと夜の授業が差し支えるので、仮眠を取った。
早めの夕食を母に出し、出勤。しかし、家に中に待つひとがいるというのは、雰囲気が違うなと改めて思った。ひとりのときのように、部屋の空間を感じないで済むのだ。
アマゾンに、以下の本を注文。
●「胃を切った人の食事―おいしく食べて治す 消化器をいたわるレシピ200」
●「胃を切った仲間たち―胃切後遺症とその克服法 」
夜半、母がミカンを食べすぎたと嘔吐。ことはそう順調には行かないのは当たり前。これから食事の量とペースをつかんでいけばいいのだ。
<気になった記事>
●「犯罪者に「社会奉仕命令」 法制審部会、導入めざす意見」
●「ネットカフェを「住居」登録 経営者「次への足場に」」
●「障害者、コンビニ勤め/東京」
●「弱者の証言、判断二分 知的障害児裁判/千葉」
社会奉仕を苦役のように見ているようで心外。就労には、まず住民票が現実的。コンビニチェーンの試み歓迎。杓子定規、状況証拠では裁けないというのは…。
夜間傾聴:##君(仮名)
大森君(仮名・傾聴にあらず)
----- 本校では扉に穴が…。私に担当、回ってくる予感。
(校正2回目済み)
昨夜、母は荷物を持つことを拒否。ということは、車でということ。せめて行きがけだけでも節約と、眼圧の上がるカフェインを避けて黒豆茶を温めて朝食後、方針決定。
予定より30分早く出発。さすがに日が押し迫っているので、幹線からはずれると電車はすいている。乗り継ぎのバスも順調で、病院には1時間前についた。外来患者もいない病院の玄関は、タクシーも一応1台、暇そうに待機状態。病棟は30日から交代勤務の年末年始勤務シフトになるという。だから用を済ませておこうとしているのか、ナースステーションは慌しかった。
地下の売店で握り飯をひとつ。早くついたのでと食べようとすると、「胃の手術した患者にそんなもの、食べられない」と、朝っぱらから小言パターン。「これは私が食べるのだ」と言って食べ始めると、同時に、母は立ち上がって荷物を持ち出し始めた。せっかちな…。
荷物を守衛所脇に置かせてもらって、病室を1往復。これで全財産である。タクシーのトランクに荷物を詰め込んで、運転手にルートを確認。これをしないと長距離の場合、全く料金が変わってしまうからだ。少々不服そうな運転手に宜しくと念を押して、最後に母を前の座席に乗せた。企みは、後部座席が空けば、隙をみて横になって、仮眠がとれるというものだったが、運転手に見抜かれて、「危ないから横にならないでくださいね」と、釘をさされてしまった。
出発して二十分ほど経った頃、携帯が鳴った。大森君(仮名)だった。起こしてやらないと、病院に遅刻するだろうからと、親切に仮眠を絶ってくださった。すでに母を乗せて車の中だと説明。「変だな」と思ったが、考えてみると出発が早かったせいで、帰りの出発も早かったのだ。彼が起こしたのは、従来の病院到着予定時間だったのだった。母は私より先に舟を漕いでいた。こうなるとタクシーの車内、料金メーター監視で、寝るわけにいかなくなてしまった。せちがらい話だが、仕方がなかった。
通院患者さんたちは、市内・隣接市住民が大半で、私たちのような遠方の客は珍しいと運転手が語っていた。地元医の紹介だからと応答して、世間話をしているうちに、渋滞もなく順調に帰宅した。
それからが、小言の嵐だった。手ぬぐいの模様を意識した母好みのたたみ方など、私が知っているはずも無い。「いいがかりだ」とぶつぶつ言いながら、とにかく1時間ちょっとで、なんとか整理がついた。車の中でケアマネさんから我が家に「立ち寄る」というメールを受け取っていたので、腰を下ろす間もなく、ケアマネさんが来た。
父の入所している「特養に、これから行くのだ」というので、この間のトラブルの経過を説明。母が早く帰ってきたことは、まだ父には言わないで欲しいと頼んだ。ならば俺も帰るとやられたら、身動きがとれなくなるからだ。
「興奮しているから昼寝したほうがいい」と母を床につかせ、煩いのがいなくなったところで、ケアマネさんと1月の予定調整をした。1月は利用が多く、1月中旬以降の予定が全く立たないので、キャンセル待ちとの話。そのころは、講習が終わり、季節労働と呼ぶ入試問題解答作りのチーム作りが始まる。在宅仕事分が増えるので、なんとかやりくりが可能だと思うが、母より、介護度がついている父を外泊させた方が安上がり。拝み倒してケアマネさんと別れた。
とにかく睡眠を取れないと夜の授業が差し支えるので、仮眠を取った。
早めの夕食を母に出し、出勤。しかし、家に中に待つひとがいるというのは、雰囲気が違うなと改めて思った。ひとりのときのように、部屋の空間を感じないで済むのだ。
アマゾンに、以下の本を注文。
●「胃を切った人の食事―おいしく食べて治す 消化器をいたわるレシピ200」
●「胃を切った仲間たち―胃切後遺症とその克服法 」
夜半、母がミカンを食べすぎたと嘔吐。ことはそう順調には行かないのは当たり前。これから食事の量とペースをつかんでいけばいいのだ。
<気になった記事>
●「犯罪者に「社会奉仕命令」 法制審部会、導入めざす意見」
●「ネットカフェを「住居」登録 経営者「次への足場に」」
●「障害者、コンビニ勤め/東京」
●「弱者の証言、判断二分 知的障害児裁判/千葉」
社会奉仕を苦役のように見ているようで心外。就労には、まず住民票が現実的。コンビニチェーンの試み歓迎。杓子定規、状況証拠では裁けないというのは…。
夜間傾聴:##君(仮名)
大森君(仮名・傾聴にあらず)
----- 本校では扉に穴が…。私に担当、回ってくる予感。
(校正2回目済み)