新年度の企画を書いている。今年の焦点は
「地域就労の社会的企業モデルつくり」
である。この1点について議論の輪と具現の芽を作りたい。
私の課題は「引きこもり青年の地域社会デビュー」であり、医療モデルに分断され社会的つながりと生計に困難を抱えた軽度障碍・社会的挫折を抱える青年の「『職探し』ではなく『職作り』」である。「職作り」とは、採用控えの隙間に自前の仕事を立てることではなく、企業を動かすことをも含んだ社会運動のこと。その力は具体性・実現可能性・発展性という事例を生み出すこと。それが企業のみならず、成り行きに流れている当人と家族、行政を動かすだろう。そのキーワードが「ネットワーキング」「社会的企業」である。
百万言の百科事典も、文章を一行の数字にコード変換し、「0.」を冠して小数化、そして分数化すると、有限の長さのたった1点の境界(比率)に集約されてしまうように、企画の種はそのなかに成長可能性を百万織り込むことが出来る。「出会い」と「行動化」による「障壁が」、新しい活動を生むだろう。今やるべきことは、種を植えること。
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さまざまな人の知恵を盗むために、「『わーく』編集部」の活動が欲しくなった。取材である。議論を仕掛け公募したくなった。SNS的企画会議である。いっしょに具体物を生み出したくなった。「5分間オンライン放送局『わーく』」である。
ここが種になる。
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活動の初めに「自分で開いた就労体験」の交換企画をたててみようと考えている。これは就労支援PJの課題にしては濃厚すぎるので「『わーく』編集部」の初課題かと思っている。聞き耳を立ててくれる人たちに、どう取り結ぶかが鍵。
PJの課題はむしろ「社会的企業」の中に潜む可能性を「見学&現場討論会」の形で、より公益的に探り出していくこと。
この2つのエンパワメント的な線に沿って、企画を準備し始めている。
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昨日は父にあけくれた一日となった。主治医の診察と検査(介護サービスを受ける準備)を進めるために、昼に用事をすべて済ませておき、タクシーで午後の診療時間に医院に飛び込んだ。奇妙なほど待合室が空いており、すぐに検査を受けることができたのだが、看護師が奥へと案内するときに「入所の準備の検査よ」と父に語りかけた。即座に割り込んで、「デイサービスです」と修正したが遅かった。その直後、医師がX線室に移動し「入所はいつですか」とダメ押しをした。「デイサービス」ですと応戦したが、家に戻ってから父が荒れ始めた。無神経な対応の尻拭いをしなければならなかった。
父は精神病に異様なほどの差別的な認識を持っている。高齢者介護に一切目をつむって、祖父母を泣かせてきた人である。それだけに、今回の「入所」という言葉への抵抗は、最悪の展開となった。結局0時半までの口論と説得に折れて、ケアマネの計画作りに協力するところまで、うん、といわせたが、一日明ければまた振り出し議論だろうと、うんざりしている。しかし「家政婦がくるのか」という時代錯誤には言葉を失ってしまった。
ともあれサービスを受けるための準備は、一段階進んだ。最悪の「合意」の部分が残っている。朝、4時10分。いつもどおりのトラウマ的な演説が始まった。ものの落ちる音。父はななめになって眠りこけており、フレームの曲がった眼鏡が床に落ちていた。
来週、ケアマネさんが書式を受け取りに来る。このときの説得が勝負どころ。TVの前の置物になっていては、歩けなくなるのは時間の問題。連れ出しに腐心するとは…私の巡回先の光景と重なってしまった。
夜間傾聴:自由が丘君(仮名)本人。結婚式話。
同僚。
(校正2回目済み)
「地域就労の社会的企業モデルつくり」
である。この1点について議論の輪と具現の芽を作りたい。
私の課題は「引きこもり青年の地域社会デビュー」であり、医療モデルに分断され社会的つながりと生計に困難を抱えた軽度障碍・社会的挫折を抱える青年の「『職探し』ではなく『職作り』」である。「職作り」とは、採用控えの隙間に自前の仕事を立てることではなく、企業を動かすことをも含んだ社会運動のこと。その力は具体性・実現可能性・発展性という事例を生み出すこと。それが企業のみならず、成り行きに流れている当人と家族、行政を動かすだろう。そのキーワードが「ネットワーキング」「社会的企業」である。
百万言の百科事典も、文章を一行の数字にコード変換し、「0.」を冠して小数化、そして分数化すると、有限の長さのたった1点の境界(比率)に集約されてしまうように、企画の種はそのなかに成長可能性を百万織り込むことが出来る。「出会い」と「行動化」による「障壁が」、新しい活動を生むだろう。今やるべきことは、種を植えること。
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さまざまな人の知恵を盗むために、「『わーく』編集部」の活動が欲しくなった。取材である。議論を仕掛け公募したくなった。SNS的企画会議である。いっしょに具体物を生み出したくなった。「5分間オンライン放送局『わーく』」である。
ここが種になる。
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活動の初めに「自分で開いた就労体験」の交換企画をたててみようと考えている。これは就労支援PJの課題にしては濃厚すぎるので「『わーく』編集部」の初課題かと思っている。聞き耳を立ててくれる人たちに、どう取り結ぶかが鍵。
PJの課題はむしろ「社会的企業」の中に潜む可能性を「見学&現場討論会」の形で、より公益的に探り出していくこと。
この2つのエンパワメント的な線に沿って、企画を準備し始めている。
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昨日は父にあけくれた一日となった。主治医の診察と検査(介護サービスを受ける準備)を進めるために、昼に用事をすべて済ませておき、タクシーで午後の診療時間に医院に飛び込んだ。奇妙なほど待合室が空いており、すぐに検査を受けることができたのだが、看護師が奥へと案内するときに「入所の準備の検査よ」と父に語りかけた。即座に割り込んで、「デイサービスです」と修正したが遅かった。その直後、医師がX線室に移動し「入所はいつですか」とダメ押しをした。「デイサービス」ですと応戦したが、家に戻ってから父が荒れ始めた。無神経な対応の尻拭いをしなければならなかった。
父は精神病に異様なほどの差別的な認識を持っている。高齢者介護に一切目をつむって、祖父母を泣かせてきた人である。それだけに、今回の「入所」という言葉への抵抗は、最悪の展開となった。結局0時半までの口論と説得に折れて、ケアマネの計画作りに協力するところまで、うん、といわせたが、一日明ければまた振り出し議論だろうと、うんざりしている。しかし「家政婦がくるのか」という時代錯誤には言葉を失ってしまった。
ともあれサービスを受けるための準備は、一段階進んだ。最悪の「合意」の部分が残っている。朝、4時10分。いつもどおりのトラウマ的な演説が始まった。ものの落ちる音。父はななめになって眠りこけており、フレームの曲がった眼鏡が床に落ちていた。
来週、ケアマネさんが書式を受け取りに来る。このときの説得が勝負どころ。TVの前の置物になっていては、歩けなくなるのは時間の問題。連れ出しに腐心するとは…私の巡回先の光景と重なってしまった。
夜間傾聴:自由が丘君(仮名)本人。結婚式話。
同僚。
(校正2回目済み)