講演会準備のために先送りされてきた雑務を片付けている。さぽせんのサービス業務のひとつのニューズレター配布担当分を、昨日は配布してきたのだが父の件がからまっていたので、就業間際の駆け込みとなってしまった。
最後の配布場所が県立茅ヶ崎高校。校門前に卒業式不起立を促すチラシを配布している間を抜けて、校庭に入って状況を了解した。夕闇迫る時間帯に大きな「卒業式会場」の立て看板が立っていて、看板前に教員が固まっていた。定時制高校の卒業式だった。全日制高校と比べるとなんとも地味な感じがする。長居は嫌がられるのが分かったので、事務室にとりあえず通信の束を手渡し、野次馬をしながら校門を出た。定時制があるから、17時以降も事務室が開いているのだ。
PJの講演会以降の方向をどう描くかと、PJの今後を支えようとする会員の結集は相互依存的な関係の部分があるが、基本は一歩ではなく数歩先を描く必要がある。見通しの聞いた現状打開策という手立てだ。
ここで講演会のQ&Aの意見交換の中で、A型(当事者雇用型)選択の施設の社会的企業型の試みという話も出ており、特例子会社と地域に新規に流れを生み出す構図だけではなく、従来の施設展開の中に新規な流れを生み出すという切り口も登場している。
私の提案には常に「引きこもり」青年がいる。彼らの多くが地域活動の推進者になりうるという着眼点に立つからだし、軽度発達障害や精神障害の方々は門戸の広い出入りのしやすい身近な就労を踏まえることを好しとするからだ。この両者は重なっている部分が大きい。今までは発達障害系の方々が制度の谷間にあったこともあり、この地域就労推進方向の活動に合流してきたが、発達障害者支援法実施以降、三障害(身体・知的・精神)の施設展開つまり、障害系本流の活動へと軸足を移す時期に来ている。そんなこともあって、「引きこもり」青年の活力を活かすという地域就労の鍵が、活かされなくてはならない状況が生まれている。「プレ就労」のような「門戸の広い自由度の高い就労」の絵は、引きこもり青年の活動とカップリングして活力を得ることが可能だが、彼らが登場してこなければ、集約度は下がってしまう。施設の社会的企業型展開という線上からよりも、脇役機能ではなく本業開店型の活動になる。
後者は自前を基本とするが、前者は資本により伸縮自在な組織を持つ市民活動の血を引く活動となる。ここに社会的な意義を媒介してネットワーキングの中に身をおくことになる。その協働の絆の先に、親の会があったり、企業のCSRや、行政との連携という第3セクタ作り的な動きとも連なる。この動きを触発する引きこもり青年の地域デビューが創れるかという問いが、今回の講演会の今後の方向に重要な意味を持ってきている。どんどん真似して欲しいのだ。引きこもりと軽度発達障害、精神障害の青年の地域デビューをしっかり根付かせてくれる活動なら、あちこちに生まれて欲しいと思う。私の目指す活動は標準化、モデルケースを作りたいと思う。特技をもった指導者の腕力に頼る活動ではなく、真似の出来る活動こそが力を得る。そのモデルケースを意識した活動にどう人を取り結んでいくかに飢えている。「湿った薪」に火をつける活動を描く必要があるのだ。
まずはテレコムとリンクした取材出版活動自身を、その事例をまず作りたい。携帯電話は必要ない、パソコンはわからないの遮断を超えて、電話と同じTVと同じというレベルのまずはとりあえずの納得をつくる必要がある。このマスコミ活動はネットワーキングそのものであるから、プレ就労の場足りうる。高尚な意見を交換する場というレッテルを剥がす必要がある。活動は協業的であり、そのパートは様々な状況下にある型の挑戦を受け入れ可能だから、構想をしっかり発酵させていく研究兼試行団体へとファーラム懇談会を純化させたいと考えている。「『わーく』編集部・ファンクラブ」のようなものである。具体的な絵を描いてみたい。それを論じてみたい。有期限の研究会である。これはPJとは別組織であるべきと考えている。PJは官民・民民・企業と民の懇談の場として地域就労の公共性の高い活動をすべきだからだ。地区自立支援協との違いは県・国・関連企業との協働の形も含んでいる点、市行政との協働枠をはみ出すところに立つところにある。この特質を活かしていくところが大事だと考えている。
時間切れ。
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夜間傾聴:******親
大森海岸君(仮名)
旗の台君(仮名)地元ボラ活動始めるか?
(校正1回目済み)
p.s. Linux Knoppix 5.1.1 をUSBメモリから起動することを試してうまく行かないで困っている。PCがUSB起動をさぽーとしていないのだ。突破の方法は無いか探っている。(DVD/CDならうまく行くのだが。)
最後の配布場所が県立茅ヶ崎高校。校門前に卒業式不起立を促すチラシを配布している間を抜けて、校庭に入って状況を了解した。夕闇迫る時間帯に大きな「卒業式会場」の立て看板が立っていて、看板前に教員が固まっていた。定時制高校の卒業式だった。全日制高校と比べるとなんとも地味な感じがする。長居は嫌がられるのが分かったので、事務室にとりあえず通信の束を手渡し、野次馬をしながら校門を出た。定時制があるから、17時以降も事務室が開いているのだ。
PJの講演会以降の方向をどう描くかと、PJの今後を支えようとする会員の結集は相互依存的な関係の部分があるが、基本は一歩ではなく数歩先を描く必要がある。見通しの聞いた現状打開策という手立てだ。
ここで講演会のQ&Aの意見交換の中で、A型(当事者雇用型)選択の施設の社会的企業型の試みという話も出ており、特例子会社と地域に新規に流れを生み出す構図だけではなく、従来の施設展開の中に新規な流れを生み出すという切り口も登場している。
私の提案には常に「引きこもり」青年がいる。彼らの多くが地域活動の推進者になりうるという着眼点に立つからだし、軽度発達障害や精神障害の方々は門戸の広い出入りのしやすい身近な就労を踏まえることを好しとするからだ。この両者は重なっている部分が大きい。今までは発達障害系の方々が制度の谷間にあったこともあり、この地域就労推進方向の活動に合流してきたが、発達障害者支援法実施以降、三障害(身体・知的・精神)の施設展開つまり、障害系本流の活動へと軸足を移す時期に来ている。そんなこともあって、「引きこもり」青年の活力を活かすという地域就労の鍵が、活かされなくてはならない状況が生まれている。「プレ就労」のような「門戸の広い自由度の高い就労」の絵は、引きこもり青年の活動とカップリングして活力を得ることが可能だが、彼らが登場してこなければ、集約度は下がってしまう。施設の社会的企業型展開という線上からよりも、脇役機能ではなく本業開店型の活動になる。
後者は自前を基本とするが、前者は資本により伸縮自在な組織を持つ市民活動の血を引く活動となる。ここに社会的な意義を媒介してネットワーキングの中に身をおくことになる。その協働の絆の先に、親の会があったり、企業のCSRや、行政との連携という第3セクタ作り的な動きとも連なる。この動きを触発する引きこもり青年の地域デビューが創れるかという問いが、今回の講演会の今後の方向に重要な意味を持ってきている。どんどん真似して欲しいのだ。引きこもりと軽度発達障害、精神障害の青年の地域デビューをしっかり根付かせてくれる活動なら、あちこちに生まれて欲しいと思う。私の目指す活動は標準化、モデルケースを作りたいと思う。特技をもった指導者の腕力に頼る活動ではなく、真似の出来る活動こそが力を得る。そのモデルケースを意識した活動にどう人を取り結んでいくかに飢えている。「湿った薪」に火をつける活動を描く必要があるのだ。
まずはテレコムとリンクした取材出版活動自身を、その事例をまず作りたい。携帯電話は必要ない、パソコンはわからないの遮断を超えて、電話と同じTVと同じというレベルのまずはとりあえずの納得をつくる必要がある。このマスコミ活動はネットワーキングそのものであるから、プレ就労の場足りうる。高尚な意見を交換する場というレッテルを剥がす必要がある。活動は協業的であり、そのパートは様々な状況下にある型の挑戦を受け入れ可能だから、構想をしっかり発酵させていく研究兼試行団体へとファーラム懇談会を純化させたいと考えている。「『わーく』編集部・ファンクラブ」のようなものである。具体的な絵を描いてみたい。それを論じてみたい。有期限の研究会である。これはPJとは別組織であるべきと考えている。PJは官民・民民・企業と民の懇談の場として地域就労の公共性の高い活動をすべきだからだ。地区自立支援協との違いは県・国・関連企業との協働の形も含んでいる点、市行政との協働枠をはみ出すところに立つところにある。この特質を活かしていくところが大事だと考えている。
時間切れ。
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夜間傾聴:******親
大森海岸君(仮名)
旗の台君(仮名)地元ボラ活動始めるか?
(校正1回目済み)
p.s. Linux Knoppix 5.1.1 をUSBメモリから起動することを試してうまく行かないで困っている。PCがUSB起動をさぽーとしていないのだ。突破の方法は無いか探っている。(DVD/CDならうまく行くのだが。)