湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

地域就労支援活動の必要が確認されたというところから…

2008-03-03 07:03:33 | 引きこもり
昨日の講演会は、神奈川新聞の記事になったらしい。PJのメンバーから電話をいただいたが、あっさりとだけどねとのコメント付き。まだ見ていないのでなんともいえない。今、レポートを書いているが、機運としては官民協働の絵を描く好機であるが、その気にはなれない。実践の骨格が弱いから、ここの地域の絵をしっかり描くことが、その前段としてあるからだ。

当事者活動を生み出す必要と裏腹に、就労支援活動は、求職欲求が束ねられる求心構造に無い。引きこもり回復期の青年のフリーター活動が、とりあえずあってしまうから、そこに潜む問題が先送りされているからだ。一方では福祉的労働を行ってきた障碍を持つ青年たちは、自立支援法にあぶりだされても、親御さんの諦めの入った冒険回避の気持ちが強く動き出さない。だから「湿った薪」の状態にあるため、就労支援活動は政策的な(意思的な)、活動先行で進むことになるからだ。

しかし問題は厳然としてここにある。だから提案する活動は、「受け皿作り」型の活動にはならない。「プレ就労的な営業『活動の魅力の中で』、お互いがつながる」必要がある。ここの絵をリアルに描くことが大事なのだ。PJは交流と議論の場、官民協働の懇談の場という制約の中にある。ここから先は、構成だんたいそれぞれの担うべき課題だ。

茅ヶ崎では成年後見制度を支えるセンターが官民協働で誕生する。一方では地区自立支援協が立ち上がっているが、そこから直結した活動は、部会に投げられた格好で、まだ具体化していない。そういう中で、就労支援実践はいま再編成の時期に入ってきている。一般就労を目指す企業就労と、社会的企業としての地域起業の絵を描くときだといえるが、後者を主眼とする私は「仕込みをだからこそ踏まえておきたい」と思うのだ。従来の自己完結的な末端職場を描くその焼き直しではない、ネットワークの結節点的な絵をまずは描く必要がある。私はそれを「苗場作り」の活動と呼んでいる。

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公共図書館から借りていた書籍を、昨日はまとめて返した。講演会準備に追われて返却日程を延ばしていたので、まとまってしまったのだった。実際に必要な部分はそれぞれ少ないのに、私の利用する本は冊数があることもあって、県の紅葉坂を上がるのが息切れしてしまった。とにかく巡回して、寒川分を除いて返し終わった。

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*****の件が重荷になってきたのだろう、彼を退学させる言動がではじめている。当人が在学することで、負担を感じているようであれば、その選択もある。しかし出所の違う切捨て論は慎むべきだろう。もともと問題の多い子は門前払いしてきた所なので、話が出ても不思議ではないが、腰を下ろして話そうと呼びかけた。

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ヘルパーさんに連れ添われて父が治療を受けにM医院へ。「薬飲まないと死にますよ」といわれたと父は平然としている。それを聴いたヘルパーさんが驚いているのと対照的。「何脅しているんだ」という発想の父。頭痛がしてきた。湿布薬と血栓予防薬のみ。これも私には鵜呑みに出来ないものだった。


夜間傾聴:*****親
     入谷さん(仮名)
     旗の台君(仮名)雑談なり

(校正2回目済み)
コメント
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