日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

電柱の背伸び

2021年08月23日 | 自然 季節

 岩国城の建つ城山の向こうには、入道雲に似た雲が久しぶりにいくつか盛り上がっている。湿度が高く蒸し暑いが陽射しはやはりいい。昼前からアメダス測定の日照時間が表示されほっと一息といったところ。天気予報、今日は曇りで明日は曇り時々雨、台風から変わった低気圧の進路が心配だ。雨はしばらくほしくないが、これを待つ地域もある。

 西日本では月間雨量の3倍4倍という降水量で被害も出ている。しかし、北海道北部では、日本最大級の幻の淡水魚イトウが多数死んでいるのが発見された。これは降水不足による水量の減少と今夏の気温の高さによる水温の上昇で酸欠状態となった可能性が高いという。北海道の人のブログによると、全域で今年7月の雨量は昨年の10%前後とある。長い列島いろいろある。

 陽にあたってくっきりした黒い影を久しぶりに見る。その一つ、電柱が長い影を描いている。暑くて、雨続きで縮こまっていたが思いっきり背筋を伸ばしているようで、気持ち良さそうに見える。重いトランスや開閉器を取り付けられ、四方八方へ伸びる電線に引っ張られており、本当に疲れているだろう。

 私も電柱の背伸びにつられて両手を伸ばしてしばらく背伸びする。太陽はやっぱりまぶしいが陽ざしは気持ちいい。給水して雨の降らぬうちにちょっと家の外回りの片づけをする。汗でぐっしょり、動けばまだ夏、処暑の感じはまだ遠そうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする