日々のことを徒然に

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一番咲きです

2024年06月16日 | 地域

 どちらで表現するか年代によっても違うが蓮根・レンコン・れんこん、は当市の重要な農産物のひとつ、その名は広く知られている。レンコンはハスの地下茎、花の後に肥大化したもので。ハスとレンコンを混同して書いたものを見かけたが、食用になる方がレンコン。

 春の収穫を終えた蓮田に苗が植えられてまだひと月あまりと思うが、地下茎を育てるためぐんぐん伸びている。梅雨入り宣言はまだ出ていないが、根元には十分な水位があり、今のところ干上がる心配はなさそうで、農家の人は秋の収穫が楽しみだろう。そんな蓮田に一番咲きと思える白い花を見つけた。

 いわくに市民活動支援センター作成の冊子「岩国のへぇ~」に「岩国のれんこんは 村本三五郎が始まりだった!」によると、「19世紀初め(享和年間)岩国愛宕地区の村本三五郎が、当時の藩主吉川侯の命を受け、備中種を持ち帰り、市内門前地区に植えたのが始まりとされています」とある。今でも門前地区は中心産地として栄えている。

 食べるとシャキシャキした歯触り、粘りのある糸を引く腰の強さなどは、郷土料理の岩国寿司や大平には欠かせない貴重食材として重宝されている。ハスの花はお盆には欠かせない花として切り取られ出荷される。そのころの蓮田はまた見ごたえがあり、絶好の被写体となっている。インスタ映えするらしい。

 (今日の575) レンコンの穴の向こうに広がる世
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