日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

伸びるホースの謎

2016年08月11日 | 生活・ニュース


 ホームセンターで「どれにするか」と我が家向きの商品を選んでいるとき、同じ年恰好の2人と出会った。選んでいる商品は国産の散水用ホース、ということから会話が始まった。話しているうち、3人とも新しいホース購入は「噂のXホース」(写真)が破損という共通の理由、不思議な偶然に驚きながらしばし破損ホースの話題。

 折れにくいと薦められ購入したホース、それは優れもので30年以上も愛用していたが年波には勝てず昨年暇をだした。近所でXホースを見学した家内の希望、CMの影響で購入した。水を通すと膨らみ長さは3倍にくらいに伸びる、水を止めると元の長さに戻る、CMに偽りはなかった。従来品に比べ軽い、これも商品としての強みだったが問題点も幾つか感じていた。

 今年になって国民生活センターから「水圧で伸びる散水ホースの破損に注意 短期間で使用できなくなるおそれも」と注意を促す検証結果が出た。少し内圧がかかると従来のホースに比べ扱い難いこともあり慎重に取り扱っていた。我が家の破損は庭に散水中のことで、ノズル装着のスットパーで短時間散水を止めたときにホース中央部が破損、用を足さなくなった。

 センターで出会った一人、買った店に問い合わせたら「もう売っていません」とすごい剣幕だったという。小売店も迷惑をこうむった側になる。狭い庭にせっかく咲いてくれている花、暑いからと見殺しにはできない、新しいホースの調子を試しながら散水している。
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セミも暑いかね

2016年08月10日 | 自然 季節


 大きな桜の木の根元にしゃがんでいる二人、「おばあちゃん、セミも暑いかね」「暑いから葉の陰にいるんよ」「ふ~ん」、捕まえたセミを虫かごに入れながらの会話が聞こえた。帰省した孫娘と楽しむ祖母の嬉しそうなひとコマだろうか。ゲームやスマホから離れセミを獲る、子どものころの懐かしい光景にほっとする。それにしても「暑いから葉陰」という即答に孫は納得、おばあちゃんは賢い。

 暑いといえば連日高温注意報が出る。当日あるいは翌日の最高気温が概ね35度以上になることが予想される場合に出る。熱中症への注意呼びかけにも連動する。県内は11時半ころから21時半ころの時間帯に注意が必要という。セミを獲っていた女の子は真新しい麦わら帽子を被っていた。おばあちゃんの心配りだろう。

 「暑い、暑い」と愚痴ばかりたたくと、セミの鳴き声までも暑さを助長させる。しかし、鳴き声はうるさいが、彼らがこの季節鳴けるということは地球がまだ大丈夫のようだと思うと鳴き声も騒音でなくなるから不思議だ。これは数日前に出会った自称忙し屋主婦さんのブログ。短い夏場だけのセミの生存期間、鳴き声は自然がまだある証とは面白い。

 セミには題材として随分お世話になっている。夏休みの昆虫採種では種類の多いセミは欠かせない標本になる。セミ取りの子どもの姿を書いて投稿し掲載された。落ちてきたセミの亡骸からその一生を綴った文は夏の終わるころに載った。ほかにもセミのことは書いた、しかし、自然があるからセミは鳴けると絡めて考えたことはなかった。セミも暑いかね、小さな女の子の疑問、素直な気心が滲む。
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今を戦前にさせない

2016年08月09日 | 社会 政治


 6日は広島、今日9日は長崎に原爆が投下されて71年になる。戦争のないない世界、核兵器のない世界、幾度となく訴えは繰り返されるが、訴えに向けて世界中の全為政者を一つ姿勢にするに至っていない。局地的な戦火は増加しているように思える。その原因は飢餓だ貧困だ格差だといわれながら是正されない。

 原爆投下、終戦前日の市内中心部の爆撃など大戦に関し1年に何度か黙祷をする。犠牲になられた人らの苦しみを思い、戦争のないこれからを祈念している。今日は11時2分のサイレンに合わせ、墓掃除の手を休め、麦わら帽子を脱ぎ西方に向かって黙祷した。黙祷を終え見上げる真っ青な空に飛行機雲が一直線に伸びていく。 平和の使者として飛んでほしい。

 プロ野球セリーグ、前節の広島対巨人3連戦、広島ファンは胃痛を誘う様な戦況にブログも怒っていたが3戦目9回裏の結果でおさまりがついた。6日の試合は中国放送(RCC)で実況中継された。その番組紹介の左側の列を縦に読むと「今を戦前にさせない」と文章になっている。この日、広島では平和式典が行われる、地元マスコミの願望が短い一文ながら込められている。

 一昨年の8月6日は「カープ応援できる平和に感謝」、これはナゴヤDでの中日戦。試合の進め方については「先制点がカギ」、中には「今村猛誕生日」などある。野球は面白いが、試合前の番組紹介欄の遊びもまた面白い。野球も平和なればこそ楽しめるというもの、戦前には戻れない。
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メダルラッシュ

2016年08月08日 | 地域


 昨夜のプロ野球、広島対巨人戦は勝を願いながらも、もしかしてカード3連敗、それを強く否定しながら床に就いた。朝刊をポストから取り出し1面の「今日の紙面欄」を見る。「コイ逆転 連敗止める」の9文字、続けて9回裏2死からの得点経緯を書き「巨人を下す」と朗報。カープとサンフレが勝つと必ずこの欄には載る。地元ならではの心遣い、安心して紙面が開ける。

 リオ五輪、メダルラッシュという文字が紙面にもTV画面にも踊る。五輪は参加することに意義あり、こんな言いぐさ、教科書からは消えているのだろうか。強くなるとメダルメダルの文字になっているが、これまでが報われてメダルを胸にした選手の思いは閉会まで続く。環境にいろいろ未整備も報道されるが元気で帰国し成果を報告してほしい。

 甲子園球場では高校野球が猛暑の中で熱戦を展開している。甲子園ほど報道されないが購読紙の今日のスポーツ面「岩国工 春夏2冠」と高校総体ハンドボールで優勝した岩国工高の健闘を称える見出し。春は全国選抜大会で優勝、総体と合わせ2冠が期待されていた。県内で開催という地の利と裏腹に期待へのプレッシャーは在っただろう。母校の活躍、と言っても選手は孫と同年代、それでも誇りに思う。

 中学校は岩国工高と隣り合わせていた。ハンドの練習は、超小柄な先生の大声に合わせ動き走り投げるを繰り返していた。岩工ハンドは恐れられる時代もあったがしばらく低迷した。復活したのか、東京五輪の選手候補に名を連ねるOBも輩出しているという。弓道男子団体は準優勝。フェンシング男子エペ優勝、同団体女子3位など好成績を残した。これからも孫のような後輩の活躍を見守る。
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名勝設立の石碑

2016年08月07日 | しっちょる岩国


 「名勝 錦帯橋區域是ヨリ下六十間 内務省」と刻まれた石碑。その側面にも裏面にも刻みはない。石碑の説明も見当たらないが、刻まれた文字から推測する。錦帯橋は1922(大正11)年3月に国の名勝に指定された時に建てられたものであれば、90年以上の風雪にさらされたことになる。場所は刻印通りで錦帯橋上流60間の横山側に建っている。

 錦帯橋は日本三名橋、あるいは三奇矯の一つとして我が国を代表する木造橋で、5つの太鼓橋が200メートルの両岸を繋ぐ。藩政時代、居館と上級武士の屋敷や町屋などを構成する岩国城下町は錦川を挟んでいた。幾度となく橋は流失したため洪水で流れない橋を架けると、3代藩主吉川広嘉の時代に調査・研究し、錦帯橋は1673(延宝元)年に架橋された。

 錦帯橋は内務省時代の「史跡名勝天然記念物保存法」により指定を受けた。今の文化財保護法に当たる。名勝の風景のすぐれたところは名所とほぼ同じ意味だが、学術上、芸術上、鑑賞上価値の高いものなどが史跡・名勝・天然記念物に指定される。錦帯橋は学術・芸術・鑑賞のどの分類でも価値は高いと思う。

 錦帯橋の流失、改修・建て替えなど長い歴史を見てきたであろう石碑を最近まで見落としていた。1年で最もにぎわう桜の季節は茶店の裏側に立つ。鵜飼の季節には大きな桜の木の葉陰になり、日の目はあまり受けず人の目もそそがれない、そんな位置に立っている。それでも黙って歴史の息を繋いでいる。下流側にも名勝・錦帯橋の石碑はある。何か刻んであるかもしてない、注意してみよう。
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お盆勤め

2016年08月06日 | 自然 季節


 盆前になると街中で黒衣(こくえ)の住職さんをよく見かける。近くはバイクで遠方は自動車で移動されるらしいが、暑い中ご苦労様です。しかし、これも大事なお勤めであり檀家も待っている。特に初盆のお宅は盆直前のお勤めを待っている。

 あるTV番組で、宗派によって作法は異なると断っているが、お仏壇へのお参りは「仏様や亡き方へのご機嫌伺い」のように伝えていたという。亡き方や仏様を粗末にしてはいけないが、ご機嫌伺いのために仏壇の前に座る、宗教論をするわけではないが常識ある放送と私には思えない。

 孫はよちよちのころ帰省すると必ず両親に挟まれて数珠を手にして見まねで礼拝する。孫用に買い置いた小さな数珠を喜び、遊びの合間に礼拝をしていた。学齢になってからも帰省すると挨拶の前、仏前に数珠を手にして座る。その孫も年末には選挙権を得るまでに成長した。あるとき黙って遺影を見上げていた。きっと何かを感じたのだろう。

 次の檀家もあるので、盆勤めが終わって住職との会話は挨拶程度と短いが仕方ない。ヘルメットのあご紐を締めながら「あと1週間です」、檀家が多く梅雨のころから始まる檀家回り、若い住職の表情に安堵の笑み、盆近しと感ずる。
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暑き日

2016年08月05日 | 自然 季節


 午前中歩いて出かけた。挨拶を交わす人みんな「暑いですのう」「お暑うございます」と約束したような第一声になる。昔の話になるが「暑い」と声に出すと「はい百円」、そんな避暑方法もあった。このところ連日のように大雨・洪水・雷注意報がでる。しかし、注意報だけで終わっている。各地のスコールのよう雨とその被害を知ると列島の長さを改めて思う。

 明日は広島で平和式典が開かれる。あの投下の一瞬を記憶している。目もくらむ真っ白な輝き、少ししてドドドドッ~という鈍い音、その音と同時にガラス戸がビィビビビッと不気味な音と振動を発した。庭にいた祖母が家の中に転げるように入ってきた。父はその日の午後、命令で広島に向かった。私が原爆を理解出来たのはあの日から相当な時間が経っていた。

 「被爆した母の話を聞いてから暑いとは言えなくなった」という人は、「原爆炸裂直後の何千度という何もかも焼き尽くす高温を思えば夏の暑さなんて」という。心情はよく理解できるが、どうか無理をされませんようにと願う。 

 松尾芭蕉は「暑き日を海に入れたり最上川」と詠んだという。ここらに置き換えれば「暑き日を瀬戸に入れたり錦川」となろう。暑き日は「真夏の暑さの耐えがたい一日」で季語という。暑い暑いとこぼさず、一句詠んでみる心境になると、暑き日にも違った感覚が生れるのだろう。「暑き日の木陰の風のここち良さ」お粗末。
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橋の日

2016年08月04日 | しっちょる岩国


 今月11日は「山の日」として祭日が増えた。海の日があるから山の日も、そんな理由で増やしたら語呂合わせも含め年中祭日にできるかもしれない。そんな語呂合わせで今日は「橋の日」、30年前に宮崎県発で今は47都道府県に広がっているそうだ。数年前まで橋の日は知らなかった。同じく語呂合わせで今日は「箸の日」で、こちらは民俗学者の提案という。東京都千代田区の日枝神社では箸供養が行われると載っている。

 橋があれば道もと調べると、国土交通省が1986(昭和61)年に8月10日を「道の日」と制定したとあるから1週間後のことだ。道は生活に欠かせない重要な社会資本なのでその意義や重要性に関心を持つためという。知らなかった。ならば「川の日」もあるのではと思いクリックすると、平成8年から7月7日を川の日とした。天の川にちなんだというが発想はことらも国土交通省。これも知らなかった。

 名勝・錦帯橋周辺には何本も「橋の日 8月4日」の幟が立っている。この暑さ、観光客も少なく国交省のねらいとする関心への度合いはいかほどだろう。錦川の下流は三角州でもあり橋は生活に欠かせない重要な社会資本、岩国城から幾つ見えるだろう。錦城橋(以下橋を略)、錦帯、臥龍、愛宕、新愛宕、ここから三角州に係わる橋で今津川で南バイスの新橋、大正、寿、新寿、連帆、新連帆、門前川系は南バイスの新橋、門前、愛川など、ほかにJR鉄橋や米軍専用橋もある。

 この中には愛宕橋のように古き昭和を忍ばせる橋、その上部を交叉する車専用の新愛宕橋など時代の変遷も感じる。また、錦帯橋上流には3つの沈下橋があり地域住民に欠かせない重要な橋もある。錦帯橋流失の翌年、臥龍橋が流失し孤立状態、しばらくして渡し船で通学再開の思い出がある。清流と豊富な水量を橋上から見ていたがこのところの水量の激減が気になっている。
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園児の水あそび

2016年08月03日 | 地域


 「最高気温は35度、熱中症に注意し水分をとりましょう」と気象予報もニュースも繰り返す。今朝も県北で高齢の女性が熱中症で亡くなられたという。このところ同じ原因で県内でも死亡が相次ぐ。自分はという過信は通用しそうにない異常気象が続いている。暑ければ水、都会ではいろいろ工夫された遊び施設がるようだが、ローカルには昔ながらの光景が見られる。

 円陣になってロープを手にして川の中に立っているのはお母さん方のようだ。準備体操終えた園児らは「入っておいで」の呼びかけで声をあげてゆっくりと水のなかへ、急いで入らないように注意を受けているのかもしれない。市内で最大の園児数を抱える近くの保育園の園児ら恒例の水あびはいつ眺めてもほほえましい。

 園児らが水浴びしている所は錦川、錦帯橋から数百メートル下流に架かっている臥竜橋の橋脚のすぐ下側。この場所は昔から地域の泳ぎ場、子どものころにそうだったから、長い歴史があるのかもしれない。最近、この場所が理由は知らないが小学生は禁泳区域になったと聞いている。小学校高学年の水泳教室は錦帯橋の少し下流域だった。いまそのあたりは観光客の足湯ならぬ熱中予防の足冷ましになっている。

 いつの夏だったか、道の駅そばを流れる川の一部をせき止めた天然プールで遊ぶ子どもの姿を見た。まもなくリオ五輪が始まるが、将来、こんな水浴びから五輪選手誕生する、そんな物語を思い描きながら橋上の観覧席を立ち去った。
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若鯉ゆめ弁当

2016年08月02日 | 地域


 記録によると近年の広島東洋カープは8月に強い。昨季まで3年連続で月間勝ち越している。今季の25試合は優勝へかけての正念場となる。涼しいドーム球場の試合数は広島が8、巨人は14というから、広島には猛暑を乗り切る強靭な精神力と体力が求められる。そんな広島カープを応援する新しい一品が登場した。

 その名は「Veryカープ!若鯉ゆめ弁当」。報道によると、地場流通王手のイズミが中国放送(RDD)と共同企画した弁当。広島東洋カープの若手選手が暮らす大野寮の食事を再現したもので今月末まで販売される。税込み754円(写真は合成、弁当は右下)。さっそく店頭で購入、試食した。

 鳥の五目炊き込みご飯、チキン南蛮、焼きサケ、千切り大根煮、卵焼き、マカロニサラダ、生野菜などなど、選手の体づくりを支える人気メニューを取り入れたという。弁当なので誰にも好まれる味付けになっているが上の評価を出そう。あまりこのみではないタルタルソースも美味いと感じた。ただ、生野菜がもう少しあればと思う。

 大野寮の料理長の監修を受けた弁当、その開発者は「25年ぶりの優勝を目指すチームには若手の活躍が必要。弁当を味わいながら応援して欲しい」という。準備不足かもしれないが、帯封があれば弁当コーナーでカープ応援の一品として目立つのでは無かろうか。
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