日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

今を戦前にさせない

2016年08月09日 | 社会 政治


 6日は広島、今日9日は長崎に原爆が投下されて71年になる。戦争のないない世界、核兵器のない世界、幾度となく訴えは繰り返されるが、訴えに向けて世界中の全為政者を一つ姿勢にするに至っていない。局地的な戦火は増加しているように思える。その原因は飢餓だ貧困だ格差だといわれながら是正されない。

 原爆投下、終戦前日の市内中心部の爆撃など大戦に関し1年に何度か黙祷をする。犠牲になられた人らの苦しみを思い、戦争のないこれからを祈念している。今日は11時2分のサイレンに合わせ、墓掃除の手を休め、麦わら帽子を脱ぎ西方に向かって黙祷した。黙祷を終え見上げる真っ青な空に飛行機雲が一直線に伸びていく。 平和の使者として飛んでほしい。

 プロ野球セリーグ、前節の広島対巨人3連戦、広島ファンは胃痛を誘う様な戦況にブログも怒っていたが3戦目9回裏の結果でおさまりがついた。6日の試合は中国放送(RCC)で実況中継された。その番組紹介の左側の列を縦に読むと「今を戦前にさせない」と文章になっている。この日、広島では平和式典が行われる、地元マスコミの願望が短い一文ながら込められている。

 一昨年の8月6日は「カープ応援できる平和に感謝」、これはナゴヤDでの中日戦。試合の進め方については「先制点がカギ」、中には「今村猛誕生日」などある。野球は面白いが、試合前の番組紹介欄の遊びもまた面白い。野球も平和なればこそ楽しめるというもの、戦前には戻れない。
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