日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

園児の水あそび

2016年08月03日 | 地域


 「最高気温は35度、熱中症に注意し水分をとりましょう」と気象予報もニュースも繰り返す。今朝も県北で高齢の女性が熱中症で亡くなられたという。このところ同じ原因で県内でも死亡が相次ぐ。自分はという過信は通用しそうにない異常気象が続いている。暑ければ水、都会ではいろいろ工夫された遊び施設がるようだが、ローカルには昔ながらの光景が見られる。

 円陣になってロープを手にして川の中に立っているのはお母さん方のようだ。準備体操終えた園児らは「入っておいで」の呼びかけで声をあげてゆっくりと水のなかへ、急いで入らないように注意を受けているのかもしれない。市内で最大の園児数を抱える近くの保育園の園児ら恒例の水あびはいつ眺めてもほほえましい。

 園児らが水浴びしている所は錦川、錦帯橋から数百メートル下流に架かっている臥竜橋の橋脚のすぐ下側。この場所は昔から地域の泳ぎ場、子どものころにそうだったから、長い歴史があるのかもしれない。最近、この場所が理由は知らないが小学生は禁泳区域になったと聞いている。小学校高学年の水泳教室は錦帯橋の少し下流域だった。いまそのあたりは観光客の足湯ならぬ熱中予防の足冷ましになっている。

 いつの夏だったか、道の駅そばを流れる川の一部をせき止めた天然プールで遊ぶ子どもの姿を見た。まもなくリオ五輪が始まるが、将来、こんな水浴びから五輪選手誕生する、そんな物語を思い描きながら橋上の観覧席を立ち去った。
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