日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

買い忘れは

2014年02月19日 | 生活・ニュース


 景気は上向いているという、けれども年金生活者にはその実感はまだ届かない。いつ届くと誰も教えてくれない。本当に届くのか心配になる。世にいう儲かっている企業では何年振りかのベースアップが復活しそうと話題になっている。ベースアップといえば大昔、組合の要求金額より会社回答が上回った、嘘のようだが経験した本当のこと。当時はみんなよく仕事をしていたと思う。

 4月から消費税が5%から8%に上がる。いま、消費者も販売者もその対応に懸命だ。価格表示を定価+消費税に変えたスーパーもある。消費税アップ前の買い置きを促す折り込み広告も目につく。日持ち可能で必ず消費する物はそれもいい。わが家のそんな買い置きは金額も量もしれている。

 「4月1日より消費税が8%に増税されます! お買い忘れはございませんか?」とスーパーの通路ごとに小さな呼びかけのチラシがある。親切な心遣いと思わせながら、駆け込み需要を促すお店の策、効果はいかほどだろう。昨年10月から12月の3カ月間のGDPは0.3%上昇、年換算で1%程度。民間予測の2.5%を大きく下回ったという。景気は上向いているのだろうか。

 買い忘れではなく、あれとこれとなど買いたい物はいくつか思いつく。思いつく物も買っても使いこなせない、使い切れないのではと思う品もある。でも欲しい気がするのはたんなる物欲だろうか。パソコンもデジカメもその機能の何%ほどを使っているかと聞かれると答えに窮する。これを宝の持ち腐れという。日々に支障が起きなければ思いつかない買い忘れは小さな美徳かもしれない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« むかいなだ | トップ | いつくしむ »

コメントを投稿

生活・ニュース」カテゴリの最新記事