日々のことを徒然に

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名勝 錦帯橋 俯瞰1

2012年08月19日 | しっちょる岩国
            

 錦帯橋は日本三名橋の筆頭、三奇橋のひとつとされ、1922(大正11)年に国の名勝に指定されている。橋は1673(延宝元)年、今からおよそ340年前、洪水にも耐える恒久的な橋の建設を目指し、第3代岩国藩主・吉川広嘉の命によって架けられた。橋の長さは橋面に沿って210m、直線で193.3m、幅5m。木造アーチ構造は世界的にも例がない(いわくに通になろう参照)。
 
 錦帯橋は橋の下から眺めると木組みの素晴らしさ美しさそして匠さが観賞できる。橋の上流からも下流からも横位置で弧の美しさの全貌を知ることができる。水面に写す逆さ円弧がより橋の美を引き立てている。

 橋を渡ると見た目よりもその勾配と川面からの高さを感じ、そこからの眺めは四季を通してしばし足を止めさす。欄干越しに見下ろすと絶えることのない清流の音が聞こえる。

 「錦帯橋はいいなあ」と思うもうひとつは俯瞰。城山の登山口から登り始めると樹木の途切れたあいまから折々に見え隠れする姿は額縁の中の1枚のようだ。さらに登る。ロープウエイ山頂駅横の広場から眺める錦帯橋は格別。それは重なる弧の連なりに曳かれる。錦帯橋デザインの切手では俯瞰した構図がいい。この日も外国観光客の目をひきつけ、ワンダフルの声とシャッター音が重なっていた。

 山頂から見ると錦帯橋下を源にしたかのように蛇行する錦川、それに沿って市街地が広がる。そこへ目を転ずるとあのころこのころをいろいろ思い出す。折々に書き出してみる。
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