日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

再登板

2009年11月30日 | 生活・ニュース
               

年金の支給年齢先送りにより60歳で定年退職した人が雇用延長や再就職など、数年前までとは退職者の姿が変わっている。こうした人は、定年になったが「まだ現役」という意識が強い、と、そうした仕事の担当者から聞いた。

定年の辞令を受けながら再雇用などで働くことになったのは、そうした人に直接責任のあるところではないが、定年後の予定が先送りになった人も多かろう。まだ現役という意識のせいか、再雇用の人はOB会への出席案内に対し「再雇用が終わってから出席」という返信がほとんど、と世話役の話。

定年後の生き方や過ごし方はいろいろで他人がとやかく言うことではない。「部下の不幸は上司を選べないことから始まる」「上司の不幸はそう思っている部下が配属されたときから」というが、これを乗り越えてきたOB、再登板・再活躍の途は広い。

広場で孫とちょっと早い凧揚げをしている人に出会った。懸命に糸を操りながら走る孫の姿を追う柔和な目に、穏やかな生活を感じた。厳しい現実のあることを知りながらも、のどかな光景に初冬の暖かい日差しがよく似合っていた。

(写真:広場の囲いとして頑張っている古タイヤ、使いこまれている)
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