日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

陶芸の寅 完成が楽しみ

2009年12月01日 | エッセイサロン
               

(2009年12月1日 中国新聞「広場」掲載)
 
 「世界でひとつの焼物をつくってみよう」。陶芸教室へ誘われて間もなく2年が過ぎる。

 教室仲間は定年退職者が多い。同世代だが、粘土に向う姿は、現役時代さながらの生き生きした姿だ。

 昨年の最後の作品は、今年のえとの丑に挑んだ。妻が大そう気に入り、長い間飾ってくれた。そこで今年の終わりも来年のえと寅と決めた。

 粘土をこねながら見本を眺める。体形はそれらしい姿になった。顔は、配置のバランスと、口をぎゅっと引き締めた力強さを、自分なりに工夫した。特長のしま模様は、丁寧に作りこんで完成した。

 「虎は千里往って千里還る」と勢いが盛んな様子を言い表す。沈滞気味の日本に、来年は勢いを増してほしい。わが家も陶芸仲間も、活気みなぎる1年でありたい、そんな願いを込め、精いっぱい粘土をこねた。果たしてどんな寅が誕生するのだろうか。

(写真:果たしてどんな顔が見れるのやら)
                    (押してください)
                    blogram投票ボタン
コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再登板 | トップ | ほのぼのカレンダー12月(師走) »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます! (まな母)
2009-12-01 10:36:11
最近陶芸と話が出てこないと思ったら・・・
またまた、また掲載ですね。おめでとうございます。
返信する
またまたの掲載… (yattaro-)
2009-12-01 21:01:08
趣味の陶芸を題材のエッセイ掲載おめでとうございます。
天井知らず…。今年は何編載るのでしょう。
すっごい勢いですね。
返信する
連続ですね (kanopin)
2009-12-02 00:23:08
連続掲載おめでとうございます。
果てしなく上に向って邁進されますね。
ご趣味も着実にモノにされ感嘆しきりです。
返信する
あれーっ? (金ちゃん)
2009-12-02 19:35:49
まだこっちを振り向かないの~?
返信する
まな母さん (tatu_no_ko)
2009-12-02 20:46:06
ありがとうございます。
陶芸品への道は遠く険しいですね。
返信する
yattaro-さん (tatu_no_ko)
2009-12-02 20:47:37
ありがとうございます。
まぐれ載りでしょうが大きな反動がおきそうで心配です。
返信する
kanopinさん (tatu_no_ko)
2009-12-02 20:51:22
ありがとうございます。
粘土をこねるのは子どものころの泥遊びににて、楽しいものです。
返信する
金ちゃんさん (tatu_no_ko)
2009-12-02 20:52:37
いま、釜の中に入って汗をかいているころです。振り向ける顔になるのでしょうか。
返信する

コメントを投稿

エッセイサロン」カテゴリの最新記事