日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

カタツムリに想う

2024年06月06日 | 自然 季節

 昨日「次の日曜日に雨お断り」と書いたからかどうか、車を走らせているとローカルラジオ局の天気予報では「日曜日は雨がしっかり降るでしょう」と丁寧に教えてくれた。仲間との共同農園は「雑草はスクスク伸びていましたが、畑はカラカラに乾いています」という情報が入っている。畑のためには一雨願いたいが、さてどうなるか。

 梅雨の風情に雨とカタツムリはよく似合う。川に張り出した雑草の葉にまだ小柄なカタツムリが乗っている。風に吹かれて転落したら川に落ちてしまう。カタツムリは水に落ちるとどう生き伸びるのだろう、そんなことを思いながら散歩を続けた。40分後、そこにカタツムリの姿は見えなかった。

 川に落ちたのか、野鳥の餌になったのか、いやいや動いてどこかに移ったのか、毎日が年金生活のひと時、意味のない思索に苦笑する。以前、カタツムリが移動の時に滑る速さを計ったことがある。その速度は10㌢を50秒と記録している。秒速0.2㌢、そうか40分経てば4~5㍍は移動、見えないはずだ。

 どこから、どのようにして、川の上にせり出した葉に登場したのだろうか。見たことはないがカタツムリは湿り気の多い場所に埋め込むように産卵するというから、どこからか自力で移動してきたことになる。小さな生き物の不思議さに興味は湧くが、それ以上に展開しないわが身の齢を知る。

 (今日の575) 晩年の我の動きか蝸牛
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