まだ陽ざしが柔らかい朝がた、鉢植えの葉に白っぽい小さな何かがついている。ゴミかな、と思い近づいて見ると1㌢ほどの大きさの蝶のようだが、初めて見た姿で名前は知らない。じっとして止まっているだけだ。便利なグーグルレンズ検索すると「ヤマトシジミ」で「シジミチョウ科の中でも小型」と載っている。
1時間後には見始めそのままでいたが、2時間後には姿が見えなかった。深い詮索はなしとして、この猛暑・酷暑と言われるこの夏の燃えるような暑さに、あの小さな小さな体躯で耐えられるのだろうか、ちょっと気になったが、飛び去っただろうことを思えば心配ない。エアコンをつけて耐える人間との違いに思いを致す。
暑さついででもあるまいが、来月になると600品目以上の値上げが決まっていると報道される。続けて報道は、秋になるとさらに多くの商品の値上げ予定があるという。このところの値上げは企業側も慣れたもので、世間一般普通の事としているようで、数%の値上げにも苦悩をにじませた昔の経営者の姿は感じない。
ヤマトシジミ、漢字で「大和蜆」と表すと宍道湖で有名な三角形で黒褐色の二枚貝を思い出す。グーグルレンズ検結果の「ヤマトシジミ」に「うㇺ?」と思った。ゆえあって付けられた名前の詮索はまたの機会に譲る。
(今日の575) 小蝶さん暑さたえつつ何処へ行
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