近所のアロエが元気に色濃く茂っている。もう何十年になるだろうか、アロエが茂ると思い出すことがある。それは知人が「かっちゃん(知人は私のことをこう呼ぶ)、気づかんじゃろうが髪が薄くなりよる、何か手当した方がええでよ」と飲みの席で教えてくれた。それほど気にしないまま時間が過ぎた。
知人は親からの仕込みで健康と髪を保つための実践として「アロエ」を毎日2~3㌢食べる。一家全員が髪の抜けなどを気にしないでいるという。確かに知人のふさふさで黒々とした髪は素晴らしいと思う。先日も出会ったが、年相応ではあるがふさふさで黒い髪は昔とあまり変わらない。
「アロエを食べる」、その忠告をその時から実践していれば今の薄い薄い頭頂には至らなかったのではと悔やむことしきりだ。何かしてしまったと後で悔やむことを「後悔先に立たず」というけれど、私のように何もしなかったので今を悔やむのは何と言うだろう。
当時、我が家の狭庭に鉢植えのアロエは何個かあった。 繁殖力は凄いので毎日口にしても何の支障も起きなかったのに、頭頂が薄くなることをそれほど気に掛けなかったことが今日の姿となった。CMでは効果即効が幾つもあるが、ここまで歳を重ねたので自然に逆らわないで済まそうと思う。1週間で効果、そんな夢はまだ見ていない。
(今日の575) 薄くても理髪料金変わりなし
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