日々のことを徒然に

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ISS補給機「こうのとり」

2012年09月15日 | 生活・ニュース
           
 

 「こうのとり」は一家に幸運をもたらすとか、赤ん坊を連れてくるという言い伝えのために、昔から人々に非常によく親しまれ、また大切にされていた。しかし、狩猟による殺戮や農工の近代化にあわせ日本では一時、絶滅した。そのご保護増殖活動が展開され、再び姿を見れるようになった。

 宇宙ステーション補給機は同じ名前の「こうのとり」。これは国際宇宙ステーション(ISS)へ補給物資を運ぶための、日本が開発して運用している無人の宇宙船。これまで3回ISSへ物資を運んだ。3回目、ISSから切り離された直後、軌道を外れたが修正され「9月14日午後2時27分頃、ニュージーランド東の海上上空において高度120キロに達し、大気圏に突入し今回のミッションを終了した」と発表された。

 今回は、大気圏突入の際の補給機が分解・燃えるという破壊の様子のデータが取得されたという。今後の物資輸送後の機体回収や将来の有人機用への資料にされるという。これまで大気圏へ突入し燃え尽きる長く赤い帯を見ていたが、そこに科学のメスが入れられた。

 このデータ収集装置は、バラバラになっていく「こうのとり」の機体から飛び出し、収集したデータを衛星通信で日本に送信したという。この映像は公開された。素人には何も分からないが、貴重なデータが得られたようだ。こんな年でこんな情報に喜んでいるこんな自分、どこかで呆れられているだろうと思う。
コメント
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