日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

つまびらかに

2012年09月04日 | 社会 政治
           

 朝夕しのぎやすくなった。日なかもジリジリするあの暑さから少し開放されたようだ。遠くに見える盛り上がった白い雲、積乱雲もやわらかな姿に変わっている。子どもらの夏休みが終わり、宿題をかかえ、元気な声でしゃべりながら登校していた。休みの間に少し大きくなった、そんな感じがする。 残暑厳しいが運動会の練習が待っている、頑張れよ。

 お昼前雷注意報、お昼過ぎ大雨・洪水注意報が出た。やさしそうな積乱雲を押しのけるように、黒い雨雲が急に広がりはじめ、稲光を連れた雷が鳴り始めた。「濡れんうちに帰ろうぜ」と自転車の子ども数人が四つ角で分かれていった。

 昨日、そんな子どもらを見て、いじめ問題が社会的関心の高まった中での新学期、報道では学校や地域での様子が伝えられる。その中には当事者や専門家と呼ばれる方でないと判断や理解出来ないことも含まれている。しかし、いじめが判明したとき、その恐れがあると感じられたときなど、その事実を「つまびらか」にしなかったことが、以後の対応への阻害要因になっている。

 推測や仮定を交えない「事実の把握」が問題解決への第一歩、現役のころ「トラブル解決」への取り掛かりだった。学校の教委の親のなど等、そうしたことへ配慮した事実の掘り起しでは子どもたちは決して救われないし、いじめを絶つことは出来ない。子どもたちのため関係者の真摯な努力を願う。

 今朝も「お早うございます」と大きな声で挨拶をくれた登校中の子どもら、首に下げた水筒にまだ暑さの続いていることが伺える。中味は何だろうか。 
 

 
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