日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

減水

2012年09月25日 | 生活・ニュース
           

 首都圏のダムの貯水量減で節水が始まっていた。先日来の秋雨前線による降雨は節水解除に向けて効果あったのか、気象情報を見るたびに思っていた。干しあがったダム湖底の映像をあれだけ全国へ流したのだから、雨の効果が知らされてもいいのに、と勝手に思っていた。貯水量が40%台となったので節水は当面解除することになった、ああ良かった。

 そんなつまらぬことを思った翌日、所要があって錦川を上流へ向かうことおよそ1時間、秋晴れの空は澄んでいたが、紅葉にはほど遠い沿線だった。それでも少し遅れ気味の彼岸花がそこここで出迎えてくれた。錦川は流路延長110キロで山口県一を誇り、水質がよく水量も豊富で、流域の農工を支え続けている。
 
 その錦川、運転しなががら見える川の水量の少なさに驚いた。水の流れる幅が狭くなっている。川幅の広い個所では、水の流路が岸側に偏り、川の中央部分は石ころの白い川原が出現している。これほど水量の少ない錦川は思い出せない。

 岩国市の上水はこの錦川から取水されている。幸いにこれまで渇水のため節水という記憶はない。しかしこのまま秋晴れが続けばどうなるのか、そんな心配をしながら車を走らせた。帰路、錦帯橋付近へ回り道、その下流で流れをせき止めるかと思えるほど張り出した川原、ここでも水量の少なさを教えられた。ひと雨欲しい、ただ運動会の日は降らないように祈っている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする