日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

振り込まないこと

2012年06月15日 | 社会 政治
           

 「息子をかたる不審電話」を掛け、そこから高額な金銭を騙し取る犯罪が後を絶たない。報道で騙し取った金額の多さに驚くと共に、関係機関の不審な電話への対応を知らせることを続けて欲しい。

 管轄警察署のポリスメールでは実際に起きた事例が頻繁に送られてくる。数日前ポリスメールで届いた市内の不審電話。
  「○○だけど、風邪を引いた。」
  「病院に行きたいけど。5万円くらいいる。」
  「僕の友達が後でお金を取りに行く。」
といった定型的な内容。電話を受けた人は不審に思い電話を切断、息子さんに確認され被害に遭われなかった、という。

 我が家も高齢の二人、不審電話は受信拒否に設定しているためか、今までこの種の電話は掛かってこない(本当は金のないことが周知されているのだろ)。といって安心はできない。電話帳未登録者から掛かることは多いが、番号を表示させているので必要なら後で確認が取れる。その前に啓蒙用のチラシを電話機のそばへ掲示している。不審と感じたらすぐに切ることだ。

 県警ではオレオレ詐欺を初めとする振り込め詐欺の被害を未然に防止のため、県内各戸へ電話で詐欺の手口を説明する業務が始まった、とポリスメールで届いた。ローカルニュースでも報道されていた。こうした施策で被害が1件でも阻止できることを願っている。また「サクラサイト商法」という新手の金を騙し取る手口がある。

 報道では被害者は高齢者層に偏っている。これからの老後の生活を考えると、人ごととは思えず胸が痛む。被害に遭わないためにも日々のこうした報道やお知らせなどに注意を払わねばと考える。掛かってきた電話を疑う、寂しいことではあるが、まず被害に遭わないための予防として心したい。
コメント (2)
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