日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

もてなし

2012年06月18日 | 生活・ニュース
           

 ラーメンを食べながら聞いた隣のテーブルの女性2人連れの話。季節の変わり目に外出着を新調する予定で友達と一緒に地元の店に買い物に出た。お気に入りを探していたら色も柄も値段も「これなら」と感じたので眺めていたときに「安いのは奥にあります」と女店員から声が掛かった。

 女店員は「私が道沿いに並ぶショーウインドーの商品なんて買えっこない貧乏人に見えたので、安くて買えそうな商品のある場所を教えてくれた」と思えば腹立ちさも少しは鎮まるかも、とお店の名前が出た。その人は買うことなく立ち去ったのは言うを待たない。

 名前の出た店は開かずの店になっている。店員が客の何を判断にしたか分からないが、見くびるようではいつかは閉店となるのは当然の結果だろう。ラーメン店のように威勢のいい来店挨拶はしなくても「奥にもいろいろありますから」と店内へ案内する声かけがなぜできなかったのか不思議でならない。昔は競争相手が少なく「売ってやる」的なお店もあった。

 退職してからは徒歩で行ける近くの店を利用しようと決めそれなりに足を運んだ。かっての商店街は名ばかり、ここもシャッター通りに変わっている。急に年取った男が買い物に立ちよっても一元の客扱い、愛想はよくない。警戒されているのか、そんな店もあった。次第に地元へ足を運ばなくなった。商店の活性は先ずそこに働く人の心構え、全てがそうではないだろうが、今日もそう感じた。
 
 
 
コメント (4)
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