日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

コガネ虫

2012年06月29日 | 生活・ニュース
           

 殺虫剤のTV-CM、太ったおばさんのあの踊りに「本当に効くの」と問い返したくなる、そんなことを思うのは自分ひとりでないことを知った。あれに限らずCMの殺虫剤の効き目はとにかくすごい。過大CMというクレームが関係機関などからつかないことを思えば素晴らしい効き目が証明されているのかもしれな。使用の仕方が悪いのか、CMほどの効果は経験がない。

 それでも手元に置かざるを得ないのが殺虫剤で秋まではお世話にならざるをえない。庭の草抜きでは、渦巻きの蚊取り線香を腰にぶら下げるのが昔からの慣わし。噴霧してすぐに霧散しあとかたもなく消えるそれとは違い、付きまといながらも邪魔することなく草取りに専念させてくれる優れものだ、といつも思う。

 プランターの花や野菜にもこの時期、いろいろな虫がやってくる。そんな中で今年特に多いのがカメムシ。この虫は茎に止まっていることが多い。植物の汁を吸っていきている。農作物には有害な虫に当たる。しかし触ると猛烈な悪臭を出すので、取り除きたくないがプランターで活発に動かれてはそういう訳にもいかない。箸でつまんで逝ってもらう。観光リンゴ園で、カメムシの多い年は雪も多い、と聞いたことがある。雪は昨年の雪辱を果たすのだろうか。

 数多くやってくる虫、朝方の優しい日差しを浴びて金色の背をした虫が1匹。カメラを準備する間に葉の裏側へ回り込み、金色が撮れなかった。すぐにコガネ虫は金持ちだということをを思い出した。あの童謡の「金蔵建てて蔵建てた」という一節。消費税は上がる、年金はデフレで下がる、金利は下がり株価も下振れ。蔵が建たなくても金運が届きますように、そう願って捕らずにおいた。金運の主はほどなく見えなくなったが、ひと時の楽しい思いつきだった。
コメント (2)
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