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今年の紅葉は色合いがいまひとつ足りない。紅葉を狙って出かけられたアマカメランの写真主体のブログで目にした。近場の見所では終わりに近づいたところもあるとか。
紅葉がさえなかった訳を気象予報士の「9月、10月の雨量が少なかった。そのため樹木が充分な水分を保てず、葉の養分が不足した。そのことで色合いが劣り、落葉も早い」というような解説を聞いた。やはり温暖化の影響だろうか。
先日の中国新聞に、小学4年の女子児童の「秋のはっぱ」という詩が載っていた。
秋のはっぱを見てごらん 春とはちがってはっぱがちゃいろ
秋のはっぱを見てごらん いまでも木からおちそうだ
秋のはっぱを見てごらん 木の上で ちらちらちらりんちらちらと
秋のはっぱを見てごらん どこにでもある秋のはっぱ
子どもの素直な目線は自然を自然のままに観察し、それを受け入れ、その感動を言葉にしている。写真にするには色づきが良くないという身勝手さを感じない。いつまでもこんな感性で育って欲しい。
落葉はそれなりの働きを終え、再び芽吹く次の世代のために朽ちて土へ帰っていく。年を重ね、風貌が老いを漂わせ、皺を増やしてゆくだけのこれからでなく、年を重ねて深い味わいのある人になりたい。
(写真:やがて土へ帰ったいく落葉)
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