本州内陸部や北日本の方のブログには雪景色がアップされ始めた。どんなにして撮られたのだろうと、勝手な想像をしながら1枚1枚を眺めている。近場ではまだ紅葉が主役、といってもそう長くはなさそうだ。
昔はファインダーを最近は液晶モニターを、上手くはないが綺麗な写真を撮りたいと思いながら覗き込む気持ちは年を重ねても変わらない。思い通り撮れないとカメラが悪いと責任を押し付けてることも。
紅葉が散り始めたころそれを見に出かけた。黄色は鮮やかな色合いを楽しませてくれたが、目のさめるような紅い色は多くなかった。水分の必要な時期に降水量の少ないことが原因のひとつという。
最後は紅葉谷公園。「いつもなら見ごろの時期ですが、今年は紅葉が早く始まり盛りをすぎたばかりです。落葉も一緒に楽しんでください」と観光ボランティアの案内。上手いことをいう。促されて記念撮影が始まる。
ぶらぶらするうちに黄と紅のコラボレーションを頭上に見つけた。黄色の地に紅色の模様を散りばめた温かな絨毯のように思えた。晩秋にいい秋を見つけた、さすが紅葉谷公園、この秋に悔いはない、そう思いながらシャッターを押した。
(写真:黄と紅のコラボ:21日紅葉谷公園)
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