錦秋につどう錦帯橋と城下町灯りフェスタが開かれた。錦帯橋へ至る大明小路、旧名は大名小路と呼び、お殿様の通った名のある通り。
およそ300メートルほどの通りの両側に灯りがともされる。灯りは若竹で作られた容器に蝋燭がともされ、幻想的な竹灯り小路になる。
途中にある旧家の和風庭園にも灯りが置かれている。灯篭や庭石、手入れされた庭木がぼんやりと浮び、大名ありし頃の夜景を偲ばせる。
今回の灯りのハイライトは竹で作られた錦帯橋。この大作の内側から灯りがともされると暗闇に真白な橋の姿が浮び出る。錦川の流れのように並んだ灯りとのコントラストに、しばし眺めいる。
昼間とは趣の違う灯りの通りをたくさんの人が楽しんでいる。
(写真:竹灯りの大作モニュメント錦帯橋)
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