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☆「失われた時を求めて」メモ65

2008年07月19日 14時21分22秒 | 文学
プルースト「失われた時を求めて」12巻304ページまで。
・試験勉強も始まったことだし、いい加減読み終わっておこう。
・シャルリュスがホテルでベッドに縛りつけられて鞭で打たれている姿を覗き見する。《岩に縛りつけられたプロメテウスのように》(259ページ)というSMと神話を結びつけた比喩が笑える。
しかし戦争中にこんなことをやっている人たちがいるのがすごい。
敵の飛行機から家の灯りが見えないようにするとか、そういったことは太平洋戦争のときの話で日本でもよく聞くが、ホテルに集まってSMプレイをやっていたという話は寡聞にして知らない。
谷崎潤一郎か永井荷風か川端康成あたりを読めば書いてあるのだろうか。
・向こうからはこちらの姿が見えない控室のようなところから、シャルリュスのゲイっぷりを覗き見する。
これはこの小説の始めの方に、ヴァントゥイユの娘とその女友達の行為を覗き見するところがあり、そこと似ている。
シャルリュスは逃げられたモレルに似た男を探している。
・最後にきて話がすごいことになってきた。もうやりたい放題。
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☆試験勉強をします

2008年07月19日 00時54分10秒 | 勉強
去年は途中で諦めてしまったが、今回は資格試験を受けることとする。
新しいカテゴリー「勉強」も追加し、試験勉強報告を書いていくこととしたい。
しかし、受けると決めてちらっと参考書を読んだだけなのにすでに平常心ではなくなっている。胸が苦しい。たすけてー。
なんでこんなに試験というだけでプレッシャーがすごいのだろうか。
大学受験の時のトラウマだ。
自動車教習所のPTSDだ。
大学受験の時はトイレがもの凄く近くなったし、自動車教習所は登校拒否になった。試験というものが本当に苦手だ。どちらも合格できてほんとに良かった。
小説だったらいくらでも読めるのに、参考書となるとたちまち読解力に支障をきたしてしまうのはどうしたわけだろう。由々しき問題だ。
小説を読むような気持ちで参考書を読むようにしたい。プルーストが誰かの真似をして書いた参考書もどきの文学書だと思い込もう。
今日は30分くらい参考書を読み、インターネットで受験申し込みをする。
コンビニにお金を支払ったら、覚悟を決めて勉強しなければならない。
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