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☆最近の読書

2008年07月30日 01時55分19秒 | 文学
ここ最近の読書。
ヘーゲルの「精神現象学」(作品社)を読んでいる。
「精神現象学」のなかではもっとも読みやすいとされる長谷川宏訳だが、やっぱり難しく(いまのところほぼ解読不能)、竹田青嗣と西研の「完全解読 ヘーゲル『精神現象学』」(講談社選書メチエ)を図書館で借りてきて読む。
教科書ガイドに手を出してしまったようで、妙な罪悪感。
しかし、竹田青嗣と西研の本は驚くほど読みやすい。ほんとうにヘーゲルと同じことを言っているのだろうか。すごい。
ヘーゲルの賢さにちょっとだけ触れられた気になる。
難しい本を読むと「このひと賢いっ!」ってたまに思えるところに喜びがあると思う。普段生活していて会話して、「このひと賢いっ!」って思えることってほとんどありません。ここ十年で一回くらいあったかな。
別に僕が賢いからじゃなくて、普段の会話で相手の賢さが引き出せることってほとんどないということだと思います。
そのような賢さを競うような、進学塾でのエリートみたいな会話をしたくないし。できないし。
自分の知っていることを言い続ける人もたまにいるけど、そういう人と会話して「このひと賢いっ!」と思うことはまずない。だいたい逆のことを思う。

「シェイクスピア物語」の下巻も通勤時に読んでいる。
こんなところです。
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