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著者は琉大から早稲田大学院へ進み、現在法政大学沖縄文化研究員。先般、居酒屋で隣り合わせたら高校の後輩の縁で寄贈頂いた。今も継続している著者のBlog(http://okinawa-rekishi.cocolog-nifty.com/tora/)コラムの出版。
遂に大学教職員からもBlog書が生まれ、WEB時代の本格的到来を実感。
琉球史に関する現今の幅広い研究者による成果を面白く要領良く纏めてられていて、気楽に楽しく読めた。私はこれまで“沖縄歴史の入門書は?”と聞かれた時には高良倉吉の「おきなわ歴史物語」(ひるぎ社)と答えていたが、WEB時代とも相まって、今後は本書と答えようか。
巻末終章で最近の奄美の考古学的発掘による“琉球傘下の奄美“という従来通説への疑義を紹介しているが、一部論議されている倭寇と琉球王府の関連も知りたかった。また、書中のイラスト漫画満載、よく出来ているだけに作者名を知りたかった。上里さん、ご寄贈有り難う御座いました。
遂に大学教職員からもBlog書が生まれ、WEB時代の本格的到来を実感。
琉球史に関する現今の幅広い研究者による成果を面白く要領良く纏めてられていて、気楽に楽しく読めた。私はこれまで“沖縄歴史の入門書は?”と聞かれた時には高良倉吉の「おきなわ歴史物語」(ひるぎ社)と答えていたが、WEB時代とも相まって、今後は本書と答えようか。
巻末終章で最近の奄美の考古学的発掘による“琉球傘下の奄美“という従来通説への疑義を紹介しているが、一部論議されている倭寇と琉球王府の関連も知りたかった。また、書中のイラスト漫画満載、よく出来ているだけに作者名を知りたかった。上里さん、ご寄贈有り難う御座いました。
本当に面白いですよね。
奄美の内容を読んでいるときは、
重田さんの顔が浮かびました。
個人的には、
「500年前の“沖縄移住ブーム”」、
「ニート君は島流し」等は
目からウロコが落ちました。
以上
おかげさまで沖縄では大好評で、話題になっているようです。
ご指摘の倭寇と琉球についてですが、実は僕の主要研究テーマのひとつでして、今後一般書などでもまとめて書きたいと思っています(本の「沖縄移住ブーム」コラムとも関連する内容です)。ただし昨今出ている説には少々疑問を持っています。
イラストは残された絵画資料などをもとにすべて僕が描いたものです。当初は資料の出典を記すつもりでしたが忘れてしまいました。すみません。次回にはご指摘させるかたちで刊行できたらと思います。
伊佐君も感想ありがとうございました。
誤:次回にはご指摘させるかたちで
正:次回にはご指摘を反映させるかたちで
上里祐子さんから、著者ご主人の甥御さんというコメント、奇遇にびっくりでした。
門外漢が生意気なコメント済みません!
伯母をご存じだったんですね。本当に奇遇です。