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「An Unprogrammed Life」;斉藤ウィリアム著

2012年08月29日 | 「Weekly 読書感想」
An Unprogrammed Life: Adventures of an Incurable Entrepreneur
クリエーター情報なし
Wiley

   カリフォルニヤ生まれで医学部に進学しながら、ITに関する興味抑え難く中退、「I/Oソフト社」を立上げ、指紋認証によるセキュリティ・ソフトウェアを開発、アジア出身として初のアントレプレーナー受賞のウィリアム・斉藤氏の250ページ近い英文自伝。

私の英語読解力では殆ど理解出来ないフレーズ連なりながら、辛抱強くヒーヒー言いつつ、とにかく字面追っている内に何となく内容分かるから不思議!

バブル経済最中、当時飛ぶ取り落とす勢いの日本を代表するソニー、NEC、東芝メーカーを向こうに廻し、遂にはマイクロソフト率いるビル・ゲイツと意気投合、M&A成就のソフトウェア開発、経営力とその天才振りに改めて認識、脱帽!

数年前帰日、最近ではその実績とキャリアを活かし、海外東西奔走、NHK特番にも繁出、今や国際的コンサル、ブレーン活動。

実は10数年間の訪米時、私は現役時代のウィリアムI&0社長をWalnut郊外に訪ねたことがあります。

それもその筈、御母堂の斉藤陽子さんが首里、那覇と高校、学年違うものの、ほぼ同窓、同期に近い誼。

それより私が琉大入学1年時、“ミシガン方式”英語授業担当の琉大創設スッタフとも言える御祖父の故翁長俊郎教授のLesson受講、更には当時一世を風靡していた琉大家政学部創設の御祖母・翁長君代教授の記憶があります。

それだけに本書冒頭、前半のご祖父母に関す記述には走馬灯見る如く時を忘れ、引き込まれました。

                   

        (11年前、WALLNUTのI/Oソフト社でウィリアム社長と)

 

 

 

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