”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

地球女倶楽部「イナンナの法則」:湧川ふき子編集

2007年10月17日 | 「Weekly 読書感想」
 先般の地球女倶楽部イナンナの会20周記念に発刊された会員10人のインタビュー手記形式の紹介と会員アンケート。パフォーマンス出場記念に頂いたが、パーティーと酒で疲れ気味の帰宅の電車で酔眼朦朧とページを捲っている内に、酔いが吹っ飛び、新橋駅から気が付けば帰宅駅の与野駅まで小1時間、あっという間に読み終へていた。
 倶楽部メンバーを代表する10の女性のとてもサクセスストリーとは言えない創業、子育て、離婚、罹病、介護とそれぞれ凄まじい歴戦譜ながら、読後感が不思議に明るい。
 紹介されたメンバーに通底するライフスタイルは通常女性がひたすら希求する“結婚、パートナー、家庭“という視点”一顧だにせず”とまでは言わないが、サブタイトルの“オンナの選択、なんでもあり”がなるほどと思わされる。
 紹介登場メンバーの一人で編集人でもあるわが後輩の湧川ふき子氏の結婚、離別ものともしない創業から父親の急死、さらに自身の癌性腹膜炎、何処吹く風の活躍。実はこの日のパーティーにも医師の許可をやっと得ての沖縄からの上京、参加だったが、上がり気味の私のパフーマンス・スピーチ登場に会場から“ヤッフォー重田!”と激励はやし立てる元気さ!
 女3人(姦)と書いて”カシマシイ”、「個性派女性集団」と書いて”ヤッカミ・分裂”と書くと怒られるかも知れないが、この超個性派女性組織、そうした偏見を破る継続20年、なお発展。皆さん、自分のテーマに忙しく、他を云々する時間などないとそれぞれ文字通りのINANNA(金星神)に輝く!登場女性10名に代表されるメンバーの生き様、一人の男にこだわり振り回される貴女だけでなく読む全ての人に“う~ん”と思わず唸らされるパンチとパワー、異相の世界。参ったよ!フッキー!!

購入ご希望の方はhttp://www.inanna-club.com または03-3341-2660㈱芳林社まで
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「地球女倶楽部」20周年大会 | トップ | 「教科書検定撤回決起集会へ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

「Weekly 読書感想」」カテゴリの最新記事