センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

五感刺激から脳を活性化!

2009-11-09 00:04:52 | 感覚
よく「脳トレ」といってドリル計算やなかには、脳トレゲーム機まで登場し人気を呼んでいる。
但し、脳トレ、ドリル計算やゲーム機では脳の活性化は一時的なもので、慣れてしまうと効果は期待できない。やらないよりはやった方が良い程度である。確かに、難しい計算より、簡単な計算などをしたときの方が脳の血流も活発化することが分かっている。
私が推進している。「ヒトの五感刺激から脳を活性化させる方法」は、前頭連合野を具体的に鍛錬させる方法である。
ヒトの脳の前頭葉は脳の司令的役割を担い、この脳部を鍛えることで、感覚野、運動野、言語野なども鍛えられるのです。
では、どのように前頭連合野を鍛えればよいのか有効な方法は以下のようである。
●食事はゆっくり咀嚼して味わって食べる。そうすると口腔内に唾液が多く分泌され、内臓の活動を促す。三叉神経が刺激され、脳に刺激が伝えられる。
同時に箸を上手く使用する工夫をする細かな作業が前頭葉の体性感覚、運動野を鍛錬する。
●簡単な計算をしたり、本を音読する。計算中も声に出して計算を行う、本の読書も音読し、どうしても覚えたい、記憶したいところはノートなどに書き写すことが大切である。これらの行為が前頭葉、頭頂葉、側頭葉を刺激する。
●ヒトとの会話、コミュニケーションを積極的に行う、けっして携帯電話やパソコンでのメールでは効果が期待できない。
人と人との顔を合わせた会話で前頭葉、言語野などが鍛錬される。
特に前頭眼窩野が鍛錬される。この脳部は脳の疲れをコントロールしている脳部なので、コミュニケーションが重要である。
●仕事でも、作業でも「その目的意識」をはっきりさせる。嫌々行っていると不快になり、脳は活性化しない。目的意識の高まりと同時に達成したときには「快感」が生まれる。この快感が前頭連合野を鍛える。
●五感を総動員して、読み書き、指先を使い、手足を動かす運動に心がけ、人とのコミュニケーションをとり、五感を使った体験、学習が脳に記憶され、効果的に前頭連合野の鍛錬に繋がるのである。
このようにヒトの五感を総動員することで「脳の司令塔」の前頭連合野に刺激が送られ、活性化するのです。
私たち、ヒトの脳の特徴に20歳を過ぎた頃から毎日10万という数の脳細胞が死滅すると言われております。但し、脳を鍛錬すれば「可塑性」という神経線維の構造が機能が五感刺激によって補う能力が働くのです。
特に、短期記憶に関わる「海馬」での可塑性が活発化することが分かっている。脳の一部が刺激不足で脳細胞が損傷、死滅して神経ネットワーク(ニューロンネットワーク)は機能を失うが、残っている神経ネットワークが形成され、別ルートで神経細胞が甦るのでするこれが可塑性なのです。
また、これら再生の能力に関わっている遺伝子も発見された。日本人の科学者が見つけ出し「ムサシ遺伝子」と名付け、闘う遺伝子の意味からこのような頼もしい名前が付けられたのです。
加齢と共に衰えると考えられていた記憶力も実は、鍛錬すれば衰えないことが分かっている。現に円周率計算の暗記記憶の世界記録保持者は、日本人で千葉県に在住する当時60歳の男性でなんと暗記した桁数は10万という数字だった。現在もその記録は破られていないのである。
私たちが、脳の衰えを実感するのは、記憶力が落ちたのでなく、その記憶を引き出す能力、そのスピードが衰えたのである。だから、テレビをみて俳優さんの名前が思え出せない、分からないと嘆くのである。
10歳代の頃は400kmものスピードニューロンネットワークが伝達し、思い出すからすぐに言えるが、70歳ぐらいになると自転車並みのスピードになるから、翌日でも思い出せないことがある。でも、諦めず、思い出すまで頑張ってみることである。数時間後でも良く時でも思い出したら、「やったーと快感するこの快感することが重要なのである」。
やはり、身体の健康維持も脳の鍛錬も継続性と取り組む意識、努力を重ねる必要性がある。やはり、楽してゲーム機や簡単なドリル計算では一時的な脳の活性化だけである。お金をかけずに脳を鍛錬する方が何倍も効果があることを私から提言致します。今後、皆様が脳鍛錬に取り組むことに対して、私共は応援し、サポートして参ります。

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香りビジネス!

2009-11-07 00:06:54 | 感覚、五感
現在において、香りに関する商品や装置など多く販売されている中でも脱臭効果、除菌効果など、衣類やカーテン、ペット用品、室内の脱臭など様々な匂い消しなどの商品も、製品がヒットしている。
これらは汗くさい匂い、ゴミなどの生臭さなどを脱臭するためなのだが、無臭傾向を好み、また、臭い匂いや危険臭などの匂いに対して逆に鈍感に成っていることを私は危惧している。今年の春にも、熊本の高校生が調理実習中、ガス漏れで5名が倒れ、中には重症だった人が居られます。一歩間違えば死ぬ所だったのです。では、なぜ、天然ガスで具合が悪くなり倒れるのか、それは、普段から家庭で母親の家事の手伝いやガスコンロなどを使用したことがない、天然ガスの匂いが識別できない。理解できないなどが考えられるのです。
天然ガスは無色透明、無臭であり、だから敢えて「タマネギの腐ったような匂いを付けているのです」。これらを私たちは危険臭として理解しますから、敏感に反応し、ガスが漏れているから、ガスを消すと脳が認知し、気分が悪くなるを防ぐのです。これらを「危険回避能力」といいますが、子供たちや若者達ではこの危険回避能力、自己に迫る危機を回避する能力が低下しているのです。
その一つにこの嗅覚の認知があるのです。
現在のように、臭い匂いを毛嫌いし、良い匂いで誤魔化す。快適空間を望むため、無臭、除菌、一年中快適な温度で生活する。だから、五感の抵抗力、身体の免疫力などが低下しているのです。
ですから、幼い子供の頃から、野外で五感を総動員し、遊び、駆けずり回り、昆虫やミミズなども手に触れ、バイ菌もウイルスにも対応する身体作りこそ「抵抗力」です。危険臭も理解し、臭い経験、汚い体験をする必要性もあると私は指摘して「野外体験教室」の実施を来年の夏休みに当社が監修、指導する形で実施致します。単なる遊びから学ぶのでなく、身体、脳、精神を鍛錬する自然体験教室です。
また、嗅覚ビジネスとして私は「五感オンデマンド」人の五感というと、すぐに感覚的な五感を思い出すが、ビジネスとしては感覚的な五感はビジネス化が難しい。それで五感オンデマンドから、五感通信という、新たなビジネスに来年以降取り組んで参ります。例えば、携帯電話に口臭チェック機能付き携帯、何れは癌の匂い識別機能携帯、心拍数、血圧、体温となどを測定する携帯電話の開発、研究、テレビ局、通信会社、大手家電メーカーと我が社が監修し、「匂いの出る番組、テレビの開発」、食品会社、化粧品会社などのテレビCMから匂いが出るなどの発想、構想を私は考えて関係方面に協力を求めております。
但し、私共は化学物質過敏症や嗅覚の副作用、実は合成油のアロマや匂いを長時間嗅いでいると、頭痛や嗅覚細胞を傷つけたり、気分が悪くなります。
私は、スーパーなどて店内に餃子を油で焼いている焦げた匂い、茶葉を慰撫している匂いには敏感に反応し、油が焦げた匂いは、眼の痛みと鼻が痛くなるほどである。それだけに私の鼻(嗅覚は人一倍敏感なのです)。
女性の方は、鼻が敏感なのでこれらの扱いには注意が必要である。
だから、脱臭剤や脱臭装置はこれら副作用のない、例えば、時間設定、30分、45分、60分に1回噴射して匂いを発生させるなど、また、合成油が多いのだが、化学物質が含まれていないか、天然素材なのか確認して欲しいのです。
仄(ほのか)に香るがポイントなのです。残念ながら市販されている脱臭剤、芳香剤や装置は可成り匂いがきつい物が多い。
アロマオイルは、天然素材ほど高い、専門店購入すると5mlで1千円以上する。例えば、100円ショップでもアロマオイルは売られている。これらは合成油であり、これら合成油を長時間嗅ぐと嗅覚細胞を痛めたり、頭痛が起こることもあるので正しい使用、使い方を事前に学んでおく必要もある。化学物質過敏症の人は控えるべきである。
室内だけでなく、口臭の臭さ、体臭の臭さなどこれら「悪臭」とされ、若い人たちから毛嫌いされる。オヤジ臭い、加齢臭がするなど嫌な顔をして避けようとする。私は嗅覚ビジネスを推進する立場から、これら臭い匂いを脱臭したり、香水で誤魔化したりせず、清潔感を保ち、食事や歯磨きなど身体の健康維持が最重要課題でもあるのです。私は11月で52歳になるが、オヤジ臭、たばこ臭い、ポマードの臭い、酒臭いなど、オヤジ臭いとイメージするが、私は違う、毎日のようにシャワーを浴び、酒も飲まず、タバコも吸わない。食事にも気遣っている。だから私の体臭は臭くない。家族や知人に必ずチェックして貰っている。残念ながら口臭や体臭の臭さは自分では慣れてしまい気が付かないのである。だから、私は近年中に携帯電話でこれら口臭チェック機能付き携帯電話を開発したいのである。今後とも私は五感オンデマンドを推進し、五感ビジネスを社会貢献、人の命を守る装置、検査機器などの開発により、皆様の健康と命を守れる装置やシステムが出来上がればと願っている。私共に賛同し、協力して頂く企業があれば、私共が監修し、共同開発、研究に取り組んで参ります。

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教育後進国、日本!

2009-11-06 00:01:34 | 感覚
「努力しても報われない」学力より深刻な学習意欲の低下。
「どうして勉強しないといけないの?」 勉強しなくても大学には入れるんでしょ」。小学生の娘の言葉に、会社員の木村聡さん(仮名)は言葉を失った。
確かに定員割れの大学が増えており、選り好みしなければ誰でも入れる時代になりつつある。どこかで聞きかじったのだろうが、そんな考えを抱く娘の将来に木村さんは不安を覚えずにはいられなかった。東京の小学生の3人に1人が、「自分の国は努力すれば報われる社会だ」と感じられない。
世界の六都市(東京、ソウル、北京、ワシントンDC、ヘルシンキ)でベネッセコーポレーションが10~11歳の小学生に実施した調査結果だ。
努力すれば報われると考えいる小学生は67.7%にとどまり、六都市中東京が最も少ない。「今は勉強することが一番大切なのだ」と考えている小学生も全体の四割止まりで、学習意欲の低下は、危険水域に入っている。
学力低下も同様だ。DECD(経済協力開発機構)のPCSA調査(15歳児に対する学習到達度調査)における日本の順位は、低下の一途をたどっている。
読解力では、2000年の8位から06年には12位に、数学の応用力を測る数学的リテラシーでは、03年は4位だったが、06年は6位へと順位を落としている。原因は低得点が増加し、高得点が減少した結果、全体の平均値が低下しているのである。
娘の爆弾発言に動揺した木村さんは、以前から気になっていることを妻に聞いてみた「学校の宿題、少な過ぎるしんじゃないか」「他の学校も宿題はあってないようなものみたい」と妻から答が返ってきた。ゆとり教育は見直されたとはいうけれど。木村さんの不安は益々募る一方だ。
教育危機は、小学生の家庭生活からはっきりと見て取れる。1日に2時間以上勉強する小学生はわずか25%程度にとどまる一方「まったくない」「30分未満」という小学生が17.3%もいる。
対してテレビやビデオ、DVDを1回2時間以上見ている小学生は、なんと70%にも達している。さらに1日2時間以上、テレビゲームをする小学生も25%近くいる。7/25日、週刊ダイヤモンドより引用。
皆さんはこの記事を読んでどのように思うだろうか? 今年2009年、来年は2010年になるが、日本の子供たちの学力は年々低下し、世界から取り残され後進国になり、レベルも低下。それにましてや学習意欲も著しく低下している。
私はこの「学習意欲の低下を危惧している」。つまり、意欲だけでなく、脳の低下を私は危惧している。
脳の働きが低下しているという証拠でもある。日本の子供たちは、雑学的な知識、教養があるが、自分で考え、行動する、脳で考える「知恵」が極端に低下している。この日本の教育が、暗記記憶重視の教育実施の結果、このような学習意欲低下にも繋がっていると私は考えている。
また、日本でも広がりつつある子供の「貧困差」なども学力や学習意欲の低下の原因の一つでもあると私は指摘している。
先ほどの記事の子供のように「どうして勉強しないといけないの?」 勉強しなくても大学には入れるんでしょ」。という言葉に代表されるように誤った知識が広まり、いざ大学に入学すれば後は勉強しなくても卒業単位を取ればよいだけと考えがちである。
だから、最近の大学は暇つぶしか、遊びの施設だと考えている学生も多い。現に大学生の麻薬所持事件などの多発がその証拠である。
それだけではない、日本は少子化時代に入り、生徒数の割に大学の施設が多くなっている。これらから私は「日本の大学の淘汰の時代」と指摘し、学力と大学のレベル向上がこの淘汰を乗り越え、日本の子供たちの学力、学習意欲を高めるための具体的な取り組みを私共は構想し、近年中に東京都と関東に海外の大学と日本の大学を提携させる予定である。現に水面下では、具体的に海外の誘致する大学も決定している。現在は認可待ちであり、これら認可支援が決定すれば具体的に「バイオケミカル大学」と「バイオメディカル大学」の設立構想をしている。これらの大学ではオール英語で授業を行い、4割近くは海外からの留学生を受け入れ、日本の学生と交流をさせることで大学のレベルだけでなく、「努力して勉強し、報われる学校」を目指し、世界に通用する学生の育成を目指し、入学は簡単でも、卒業が難しい大学を目指します。
ですから、私共が構想している大学に入学し、卒業した生徒には、大学院を目指し、教授や研究員を目指し、海外の大学で学び留学するのもよし、世界で活躍するなども可能になると考えている。つまり、私共が構想している大学で頑張って勉強したら、世界のどこへ行っても通用する人材の育成を目指し、取り組んで参ります。
私共が参考になり、日本の教育改革、医療改革に繋がればと願っている。
教育や医療だけでなく、日本の経済にも影響を及ぼすということである。
今後とも私共研究所は、日本の教育の底上げとレベルアップを出来るところから取り組み、私共の活動が少しでも参考になり、日本の子供たちの「学ぶ意欲の向上に繋がればと願っている」。
コメント (1)
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五感ビジネス(嗅覚編)

2009-11-05 00:08:04 | 感覚、五感
香りで集客、販売支援。
スーパーで買い物をしていると心地よい香りに誘われて、ふと気付くと手には買うつもりのなかった商品が、そんな経験はありませんか? 人工的な顔で顧客を刺激し商品購入を促す「販促支援」が広がっている。
「知覚で評価」早稲田大学の恩蔵直人教授は、香りが買い物客に影響を与えることを民間企業との共同実験で実施し、具体的な購買行動のメカニズムを解明中だ。実験は100円ショップで実施され、鎮静効果があるアロマの香りを流した店舗ではインテリアや文具関連製品の売り上げが1週間で25%以上増加。一方で気分を高揚させるオレンジの店舗ではインテリアの大幅に落ち込んだもの洗濯掃除用品が8%伸びたという。
恩蔵教授は顧客が購買行動を決定する際の商品の評価判断の要素に無意識に香りが影響を与えているとみている。要素には知覚上の商品リスク(危険度)が品質などのほか、店舗内での居心地の良さなどが加味され実際の商品の内容とは別に、顧客が主観的に持つ商品への印象を決定する際に香りそれぞれの特性が何らかの影響を与えているという、10/22、西日本新聞より引用。
私共研究所も、人の五感研究から「五感ビジネス」を推進している。
例えば、大手通信会社とのタイアップにより、五感通信、インターネットなど通信以外ににも、五感を刺激し、五感で感じるビジネスを推進。共同開発、研究などに取り組む予定である。
近年中には、携帯電話で口臭チェック機能付き携帯や5年先ぐらいには、人の癌の匂いを識別する「嗅気システム」の開発、研究など提案して行く予定である。
また、「香り通信」から、テレビ局、通信会社、家電メーカーなどとの共同開発し、「香りの出る番組、香りの出るテレビ」の開発に取り組みたいと考えている。
企業向けに、空調システムに香りを発生させ、ヒューマンエラー防止、会議や打ち合わせ時に照明と香りの発生によって五感を刺激し、快適空間を演出するビジネスなども考えられる。
一般家庭に置いても、トイレやベッドに横たわるだけで、健康管理が出来るシステム、心拍数、血圧、体温変化などを測定し、遠隔医療、アロマオイルなどを活用し、女性ホルモンバランスを整えたり、香りの癒しから「五感療法」「五感オンデマンド」と名付け、今後とも私共は五感ビジネスを推進して参ります。私共研究所は、近年中には、「バイオケミカル大学」「バイオメディカル大学」海外の大学と日本の大学を提携させ、オール英語で授業を行う専門、特色有る大学の設立を目指している。これらの施設にIT化を促進し、どこからもアクセスでき、何時でも情報を得られ、人の五感に優しく、環境に配慮した大学の設立を目指します。五感オンデマンドをこれらの施設に取り入れ、日本初の施設のデザイン、空間デザインなどにも五感ビジネスを応用して参ります。
私共が提案する。これら五感オンデマンド、五感ビジネスを今後とも日本の大手企業、海外の企業も含め、私共五感教育研究所が監修し、共同開発、研究をして頂ける企業もこれから模索して行く予定である。
今後とも、五感ビジネスは、隙間産業であり、成長が期待される産業になると確信しております。

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グリア細胞って!

2009-11-04 00:00:13 | 感覚、五感
人の細胞は、脳を形成している細胞は「神経細胞」「グリア細胞」の二つグリア細胞は、神経細胞の10倍にも及ぶ。
グリアは「膠」(にわか)といわれ、接着剤という意味で、それぞれの神経細胞に寄り添うように存在している。
グリア細胞には(アストログリア、オリゴデントログリア、ミクログリア)の3種類があり、神経細胞に栄養分を送ったり、損傷した神経細胞を修復したりする働きがある。
つまり、脳細胞のメンテナンスの役割を担っているのです。
3種類のグリア細胞の働きを説明すると。
アストログリア→血管壁から栄養分を吸収し、神経細胞に与え、不要物質や有害物質を血液脳関門で防ぐ。
オリゴデントログリア→髄鞘を形成し、絶縁体として、細胞間の情報伝達をスムーズにする。
ミクログリア→死んだ神経細胞や細菌などの異物を取り込み、脳内の免疫防御の役割を果たす。
このようにグリア細胞は脳の健康を保つ重要な役割を担っているのです。興味深いことに、このグリア細胞は、加齢と共に増えて行く特徴があるのです。
逆に脳の神経細胞は20歳を過ぎた頃から毎日10万という数のニューロンが死滅して行きますが、脳を鍛錬すれば「可塑性」という別のルートで脳細胞が活性化させるのです。まさしく、これらの働きをしているのがグリア細胞なのです。
例えば、ミクログリア細胞は、ニューロンの修復を助ける役割を担っている。腫疫細胞や細菌を神経細胞(ニューロン)を食べ、脳内をきれいに掃除する役割も担っている。とても賢い細胞なのです。
私たち人の脳は以前から何度も行っておりますように、エネルギーは20%と酸素に至っては40%も必要とする臓器です。
ですから、人の脳にはエネルギー補給、ブドウ糖が必要で、中でもアラキド酸などの栄養素がこれらグリア細胞の働きを活性させるのです。また、脳を鍛錬する。五感を総動員して、情報を受け取ることでも活性化するのです。
また、私はカルシウムの摂取も大切であると指摘している。皆さんも経験あると思うが、イライラしたとき「カルシウムが不足」だと実感するのは、これら脳細胞の伝達がスムーズに行かず、脳細胞(ニューロン)同士がショートしたような状態なのです。この脳神経の伝達を円滑にさせる働きするのがカルシウムなのです。
細菌、テレビに登場する脳科学者(タレント)がよく、本などを多く出しているが、中でも頻繁にグリア細胞を活発的に働かすとは、これらのことを意味している。
だから、人の脳は加齢と共に衰え、低下するといわれているが、一般的ですが、実際には加齢と共に増え、活発化する脳細胞も存在しており、脳を鍛錬いればあまり衰えないことが分かってきています。余話、努力次第でもあるのです。
ご参考までに、人の脳の寿命はなんと200年という研究発表がありました。ですから我々人間は「脳の生き物」ということが言えるでしょう。
参考文献、脳のしくみがわかる本、寺沢宏次監修。

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食欲の秋!

2009-11-03 00:04:19 | 感覚、五感
豊かな秋の健康的な楽しみ方!
実りの豊かな秋となりました。つい食べ過ぎてしまって、お腹周りや体調が気になる方もいらっしゃるのでないでしょうか、秋にはスポーツも楽しめる気候なので、体作りにはピッタリな時期です。
美味しく食べて気軽に運動し、快適な秋を楽しみましょう。
食べ方については、カロリーに気をつける方は随分多くなりました。健康な食生活には、さらに質を考えて下さい。
例えば、脂の質、動物性の油、オリーブオイルなど植物性の油、魚油のアマン油と、実にバランス良くとることが大切です。現代日本人は魚を食べなくなっています。
旬のサンマなど、青魚を美味しく召し上がってみて下さい。魚がなかなか食べられない場合は、手軽なアマニをおすすめです。
また、同じカロリーでも白米と玄米では違います。玄米は食物繊維がたっぷり含まれているので、吸収が緩やで血糖値を上げる早さが違い、ビタミンやミネラルも豊富なので代謝を助けます。小麦粉なども、精製度の低いものがおすすめです。
旬のものはその季節に体にが必要としているものを含んでいるので積極的に取り入れて下さい。食物繊維を含む野菜や茸、海藻を食べると余分な糖質や脂肪を排出しやすくしてくれるので、毎日食べましょう。
バランスの良い生活を送ると、生活習慣病予防はもちろん、免疫力がアップするのでインフルエンザなどの感染予防にもなります。美味しい食生活に運動と休養、石鹸を使った手荒いをこの秋にぜひ実践して下さい。
HATTORI食育クラブ、会長、医学博士、服部幸應、分引用。
私は、毎月HATTORI食育クラブ「食育通信」を参考に読んでいる。
一度、私は服部先生との対談を希望している。食とヒトの味覚についての対談を一度したいと考えている。
私共が推進している「食育は箸育から」についての内容の対談はおもしろい内容に成ると思われる。
私は現在、ヒトの味覚に関わる関係から、テレビや雑誌などからも多く取材や資料提供をしている。本格的な「味覚の秋」から今後、ヒトの味覚などに関わる話題で番組や雑誌のテーマなどで取材、資料提供が増えると予想している。
例えば、皆さんも経験あると思われるが、駅弁など冷たいのに、車内で気のあった仲間や景色を見ながら食べるお弁当が、同じお弁当を自宅で食べたらあまり美味しく感じないなど、また、気のあった仲間、友人と食べる料理が美味しく、同じ料理なのに嫌な上司や人と食べると美味しく関しないのは、人の味覚は意外と曖昧で、鈍感なのである。それは、その時の雰囲気、感情に左右される。影響を受けやすいのである。
これらを「複合感覚」と呼びますが、人の味覚は、匂いが深く関わっているのです。ですから、出された料理が美味しく感じるのも、人の嗅覚と味覚の相乗効果によるものです。また、視覚的要因も大きいのです。
例えば、幾ら美味しい料理でもブルー系の器に盛られた料理は美味しくない。
これらは人のカラー心理で、ブルー系のカラーは「冷色」という、温かな料理も冷たく見えるため、不味く見え、食欲が減退するのです。これらの作用を利用したメガネも販売されている「ダイエットメガネ」と呼ばれ、ブルーの色のレンズが入っているメガネで、これを掛けて料理を食べると料理が美味しくなく感じ、食欲が減退するからダイエット出来るという物らしい。
但し、これらは見た目だけであり、慣れてしまうと食欲減退は一時的なもので、人はきちんと食事をしながらバランス良く栄養を摂取することが大切である。食欲の秋、スポーツの秋でもあります。食事に運動に適しており、勿論、五感の秋でもあると私は指摘し、野外に出掛け、紅葉や花々の匂い、野鳥の鳴き声にと耳を傾け、五感を総動員して感じ、脳に送ることで脳も刺激され、料理も美味しく感じられ、脳も五感も活性化されることを私から提言致します。

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食品表示は信頼していい?

2009-11-02 00:00:05 | 感覚、五感
私は以前から、ゼロカロリーや食品表示など、日本の食品、飲料などの表示が曖昧で分かりづらく、特に人工甘味料やカロリー表示が統一されていないので消費者は勘違いしやすいのである。
これらから、私はボランティアではあるが、「千葉県健康福祉部衛生指導課、食品安全対策室」(千葉食の安全、安心情報サポーター)に登録致しました。
これらから、食品、飲料品の世界基準に合わせた表示、曖昧で分かりづらい成分表示成分などを改善し、情報公開、食の安全と人の味覚の重要性を私なりに提唱して参ります。
最近では、食品業界に激震が起こった。それは厚生労働省認可、特定保健用食品指定(トクホ)のクッキングオイルの出荷停止である。
業界だけでなく、我々消費者にも波紋が広がっている。それだけではない。
大手食品会社の冷凍食品の回収、脂肪を燃焼させてくれる働きがあるとされている。アミノバイタルなども回収されているのである。
このように次々と出荷停止、回収が相次いでいる。これらは成分擬装、食品、成分表示を誤魔化すことにも結果的に成っているのです。
また、食品アレルギー(アナフィラキシー)を起こす子供たちは様々な食品に反応するが、その対策に対しても日本政府は02年の改正食品衛生法の法律により、加工食品などのアレルギー物質表示を義務化している。だが、このアレルギー表示ミスが後を絶たないので心配でもある。
予防策として、表示ミスによる企業の自主回収や患者の失敗例などの情報提供すれば、自己の被害を最小限に抑える事が出来る。
参考にアレルギーの原因で多いのは「卵38%」「乳製品15.9%」「小麦8.0%」(出所、週間東洋経済)、でも分かるように、私たちがよく食べたりすることの多い食品である。
また、私たち消費者は、食品表示に対しての知識が希薄なため、食品会社が成分表示しているものを信頼してしまうのである。
例えば、ゼロカロリーと飲料水のペットボトルには表示しながら、成分表示を良く観ると100ml当たり17キロカロリーなどと表示している。そのペットボトルは500ml である。だから17キロカロリーX5でその飲料水の総カロリーなのである。どこがゼロカロリーか私には理解できない。私だけでないと思われる。これらは私が指摘する。日本独特の表示方法、厚生労働省の認可なのである。以前にも紹介した。人工甘味料の基準、禁止指定なども世界基準からずれている。日本独特の基準と言えば聞こえがよいが、基準が曖昧で古くさいのである。だから、私たち消費者が分かりづらい、人工甘味料も海外で禁止されている禁止植物、人工甘味料が現在も食品や飲料水に使用されている現状があるのです。また、賞味期限も曖昧であり、疑うときりがないが、製造日も実は曖昧で、出荷日に日付を付けていることが多いのである。例えば、卵が良い例である。
鶏が卵を産んだ日を製造日としている業者は少なく、何日かしてから業者の工場で出荷する日が製造日として卵のパッケジーに印刷されることが多い。
先日、私は驚いた。卵を軽く摘んだだけで割れてしまったのである。殻を顕微鏡で調べたら、極薄状態であり、鶏の餌の問題かも知れない。このように食品や飲料水の表示に頼るのでなく、自己の五感を総動員して食材や飲料水を選ぶ、観察するなどの工夫、賞味期限も見た目だけでの表示を信用するのでなく、時には疑ってみる。そして消費者が厳しい目を持ち、五感で食の安全を意識し、感じれば日本の食品会社も厳しく対応し、消費者を騙したり、擬装したりすることは少なくなると考えている。
今後とも、私共は食品会社、飲料水など日本の食の安全、表示の信頼性、消費者と食品メーカー、飲料水メーカなどとの架け橋になり、日本の食の安全、人の味覚の重要性など今後とも提唱し続けて参ります。、

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