センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

共感覚ってなに⁉

2016-02-18 00:00:35 | 感覚、五感
共感覚(きょうかんかく、シナスタジア、synesthesia, synæsthesia)は、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。 英語名 synesthesia は、ギリシア語で共同を意味する接頭辞 syn- と感覚を意味する aesthesis から名づけられた。感性間知覚。

音楽家にも多いこの共感覚者、絶対音感もそうですが!この共感覚はある音に対して、普通なら聴覚だけが反応し、認識しますが、共感覚者はある音と同時に視覚刺激も反応して『音に色がついて見える!』などです。
例えば、ドの音が黄色などと感じるものです。
モーツァルトやバッハなどは作曲し、演奏者に今の音は赤などと言って、演奏者が困惑したなどがあるように共感覚は、1000人〜2000人に1人の割合で存在しております。
音楽家に限らず芸術家や感覚の鋭い人たちに感じる感覚です。
個人差もあり、私のように香りに色がついて見えたり、逆に色に香りを感じるなどがあります。
人によっては食事の時に色を感じるなどあります。

このように共感覚は異常なことではなく、普通私たちが五感を使う時は、食事の前なら美味しそうな香りに刺激され、食欲が湧き、食事をする時は味覚が刺激されて美味しいと認識しますが、共感覚者は同時に二つ以上の感覚か働くので、音に色がついて見えたり、感じたりするものです。
例えば、共感覚と知らずに知人や家族に話しても理解されないとおかしい!病院で検査した方がよいなどと言われ、実際に病院に行っても異常ではありません。
この共感覚は、生まれたての赤ちゃんには当たり前の感覚ですが、多くの場合は体験や学びの途中で忘れさられる感覚です。
ところが一部の人たちには、この共感覚が大人に成長して残ります。
そのことで、芸術家や音楽家など感性に関わる職業に従事している人たちに多いものです。
だから、精神的におかしいとか、変わっていると偏見を受けた人もおられると思いますが、この世には科学では説明しにくい、感覚や不思議なことが沢山あると言うことを私から提言させて頂きます。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、
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