センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

精神的栄養失調⁉︎

2017-01-18 00:00:30 | 人の脳
人は肉体と精神(魂)とで出来ています。私たちは身体維持するために、食事したり、運動して健康維持に努めますが、精神的豊かさや精神的安定に関しては無頓着な人が多いと思います。
精神にも、身体と同じようにビタミンなどの栄養が必要なのです。
それは、精神的豊かさ、精神を育むために脳が喜ぶ(快感)する刺激が必要なのです。
つまり、自己の五感刺激が脳、精神の栄養となるのです。
それは、文化、芸術、音楽だったり、恋愛することも精神を豊かにするものです。
ところが精神的栄養失調が起きれば、些細なことにイライラしたり、理由の無い怒りがフツフツと湧き上がります。
自分が悪いのに、人の生にしたり、世間が悪いと言い訳をするようになります。

これらは「心が飢えている証拠」です。つまり「精神力の低下」、精神的栄養失調こそが「脳の栄養失調」なのです。
精神力に乏しく、心が飢えていると、幸せの価値観をモノやお金と言った目に見える形あるものに拘り、執着するようになります。
そして、楽して稼ぎたい!お金が欲しいから高齢者を騙してまでもお金を欲しがり、奪おうとします。これらこそが心の乏しさ、飢えなのです。
貧乏な人とは、モノやお金が無い人のことではなく「必要以上に欲しがり、拘り、執着」する人を本来は貧乏な人と呼ぶものです。
日本人は、モノもお金も不自由ないほどあるのに、貧乏だ、贅沢をしたいと望みます。それが幸せだと強く思っているからでもあります。

以前にテレビ局の世界番付と言う番組の中で、世界一、イライラしている国ランキングで日本がダントツの一位でした。まさしく納得でした。心が飢えている、乏しい人たちが多いからです。便利なモノに溢れ、何不自由なく生活している日本人には、幸せの価値を精神的豊かさに求めない!理解出来ない人が実に多いことが分かります。
ですから、世界で幸せ度の高い国ランキングでは、日本は下から数えた方が早いほど、意識が低いものです。
見た目、形のあるものに幸せを求める傾向こそが「精神的栄養失調」の表れであると言うことを私から提唱も含め、警鐘を鳴らして参ります。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、
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