センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

脳疲労について!

2023-11-28 00:00:30 | 人の脳

脳疲労とは、情報過多やストレスが続くことで、脳が「オーバーヒート」のような状態になっていることです。

脳がオーバーヒート状態になると、睡眠不足や仕事中の「ヒューマンエラー」が増加して業務にも集中出来なくなります。

また、脳疲労が過度に続くと「精神障害」にも繋がります。うつ病の様に、笑顔が消えて、下ばかり向くようになります。

脳疲労とは、視覚や聴覚(五感)を経由して大量の外的情報を脳が処理仕切れずに、集中力が続かなくなったりします。仕事中にヒューマンエラーが生まれやすくなった状態を指す言葉です。

脳の疲労を減らす対策や工夫が必要となります。

以前から、私は若い人ほど「脳疲労が激しい」と指摘し、提唱して来ました。

それは、スマホなどの操作時間と比例するように「脳疲労が生じる」からです。

特に、スマホなどの通信が「5G通信」になってから、顕著に脳疲労が激しくなって来ています。それは、5G通信のスピードの速さに「人の脳の処理が追い付かない」。特に、私のような高齢者には、早すぎて理解できないまま、進んでいます。

特に、スマホゲームなどを長時間、長期間行っている人に極めて「脳疲労」が激しいことが分かっています。

先ず、脳疲労の初期症状には「眼鏡疲労」があります。それでも無理して続けていると何れ「片頭痛」が起きるようになります。

 

例えば、私が推進しているのが「脳休み」です。人の脳は集中していられる時間がある程度決まっています。その時間とは「1時間30分」だと言われています。

ですから、大抵の映画は「2時間以内」で終了する作品が多いのです。

脳休みをせずに何時間も「脳労働的なことを続けている」とイライラしたり、焦りが出たりと心境に変化が起き始めます。心理状態なのですが、この心理状態の変化こそ「脳疲労のシグナル」なのです。

この脳疲労のシグナルを感じ取ったら、直ぐに作業やゲームなどを中断し、10分で良いので休息を取ることが重要となります。出来ましたら今時期なら温かい飲み物に甘い物を一緒に食べて「リラックス」させることで脳は復活します。

時間や目標の達成のために、休まずに無理して脳を使い続けていたら、それが「ストレス」となり、脳細胞にも悪影響が出るほど死滅を加速させることを皆さんは御存じないと思われます。

人の脳細胞は、18歳をピークに、20歳ころから「毎日10万という数の脳細胞」が死滅していきます。だからと、脳が変形したり、空間が出来たりすることはありません。

よく、脳科学者や雑誌などで「人の脳は20%」ほどしか使われていないと言われていますが、それは「都市伝説」的な話題です。

実際には、80%ほどが使われています。もし、20%ほどしか使われていないとしたら「脳疲れ」なんて感じ無いはずです。眼鏡疲労もましてや片頭痛なども起きないはずです。

例えば、脳卒中(脳梗塞)など、脳の血管の一部が詰まって(梗塞)が起きたならば、充分な酸素が行き届かずに、脳神経細胞が(壊死)します。その壊死した脳細胞の部位がもし、視神経細胞にダメージを享けたら、視覚障害、失明には至りませんが、視力が極度に低下したり、左脳の部位なら、右半身が「不随」になる可能性があります。それも梗塞やくも膜失血してから2時間以内に脳外科に搬送されて、手術を享けたならば後遺症は残らない可能性が高くなりますが、半日などの時間が経過していたら、ほぼ、半身不随や言語障害などの生じて(後遺症)が残ります。

 

人の脳はこうして普段から80%ほど使われいます。何故?100%使われいてないかは、常に100%使っていると、筋肉や骨が壊れてしまいます。精神的にも異常を来たしてしまい「精神障害」に至ります。ですから、幾ら頑張っても脳は80%程度にセーブして「脳の疲れや異常を来たさないようにコントロール」しているのです。

これらも「生命維持のための脳の活動」です。

但し、いざという時には「火事場の馬鹿力」のように100%の脳力を発揮することであります。その脳力こそ「潜在的脳力」です。

人の脳は、一日の消費するエネルギーは(500カロリー程度)と言われいます。但し、あくまでも平均的な消費です。脳疲労が起きるほど使い続けていたら、600カロリー以上になれば、自覚出来るほど脳が疲れている状態です。

また、人の脳は年代によっても脳神経細胞(ニューロンネットワーク)の伝達スピードが違います。

10代や20代なら新幹線よりも速いスピード(400km)で伝達し合いますが、それが私のような高齢者になると、半分のスピード200kmぐらいの速度まで落ちます。だから、思い出すのに時間がかかるのです。

例えば、人の名前が思い出せない、懐かしい映画の題名が思い出せないなどがそうです。

こうしたことから、若ければ、若い人ほど「脳は疲れやすい」と言われるのです。

体力なら、高齢者は長い時間は働けないし、動けませんが、若い人ならバリバリと働けるし、動けますが、それと逆に「脳は疲れています」。高齢者の人たちには「長年の経験」があるから、脳や身体の使い方を心得ているから、脳が比較的疲れにくいと言えます。

こうして、若者たちは「何かと無理をして頑張ります」。頑張ることは悪いことではありませんが、脳にとっては「負荷をかけることになるのです」。

この負荷が脳へのストレスとなり、脳が疲れたと自覚できる時は、直ぐに「脳休め」をすることで次の日には復活出来るのです。

人の脳が疲れた時には「栄養補給が必要です」。脳のエネルギー消費を補う栄養素は「良質なブドウ糖とB6」などです。日本人が総じて頭が良いのは「主食が美味しいご飯」だからと言えます。お米こそが良質なブドウ糖摂取になるのです。

他にも、リラックスする時間を設ける。つまり「脳を癒す時間が必要」ということです。休日にはゆっくりと休み、好きな音楽を聴いたり、映画を見たりして感動したり、泣いたりしてと、脳に「良い刺激を与える」ことで脳疲れの改善と復活に繋がると言うことを私から提唱致します。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11月27日の満月! | トップ | 引き寄せのスピリチャルな理由! »
最新の画像もっと見る

人の脳」カテゴリの最新記事