センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

病後のリハビリに注意!

2018-06-15 00:00:30 | 健康
よく、病後や怪我などから弱った筋肉や身体を回復目的でリハビリをしますが、このリハビリにも指導する側にも専門的知識や体験だけでなく「医学的根拠」を理解して指導しないと逆効果な場合があると言うことです。
最近も、60代の元アイドル歌手が2度の脳梗塞を発症し、急性心不全で亡くなりましたが、1度目の脳梗塞の発症後に、後遺症の回復の為にリハビリに励んでいましたが!私はその映像をテレビで見ながら?駄目だよと叫びました。
それは、あまりに激しいリハビリと焦りを感じたからです。
テレビの映像を見た時に、脳梗塞や脳卒中のリハビリでは、手足の動かし、歩行訓練が主体です。
それは、脳梗塞などを発症すると、詰まった血管の場所が左脳側なら、右手、右足などに後遺症が出ます。不随になるから、それを回復させるために、医師なら損傷した「脳神経細胞を別ルートで復活」させる方法でリハビリを中心に勧めるので、筋トレのようなリハビリはさせないで、動かなくなった手足を刺激しながら、徐々に本人に負担にならないように指導していくものです。

ところがきっと本人の希望、依頼でしょうが?早くステージに立ちたい、フアンが待っているからとリハビリを担当する人にお願いして、歩行訓練やきつい筋トレを始めたのでしょうが、一見、素人目には、頑張って、必死にリハビリに励んでいるように映りますが、私はテレビ映像を見ながら、やばい!危ないから止めてと叫びました。
あまりに過酷なリハビリだと思うからです。本人が筋トレで汗だくになり、整体では痛いと叫びながら耐えている!それは、本人が誰より回復したいとの強い意思の表れですが、それが実は逆効果で、身体、筋肉には負担となり、筋肉を動かす、司令を出す脳神経の伝達には繋がっていないと身体は元どころか動かないまま、痛みだけを感じるのは辛いだけです。

私がやばい、危ないと叫ぶのは、脳梗塞や脳卒中のリハビリでは、激しい筋トレは禁物なのは、急な血圧の上昇や心拍上昇にリスクがあり、脳梗塞などは細い脳血管を再度詰まらせる(梗塞)の危険性が高くなるからです。
ましてや汗だくで筋トレするなんて、血液の流れが悪くなり、淀みます。幾ら薬を飲んでも、そんなことを繰り返していては、血管が硬くなってる人には心不全などの症状になりやすくなります。
現に元アイドル歌手の死因は急性心不全でした。

あくまでも、私の想像(仮説)で申し訳ありませんが、今回の60代の元アイドル歌手の死亡はあまりに負担、負荷の強いリハビリ、運動療法が引き金になったと考えられます。もし、私が担当していたら絶対に本人の希望でも無理はさせない!望んでも時間をかけて、回復を目指すということ、焦らずに生き延びることを優先させます。

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