センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

人の欲と脳!

2010-04-22 00:00:21 | 感覚、五感
私たち人には、個人差もあるが、様々な欲(欲求)がある。食欲、性欲、物欲、金欲、出世欲など様々な欲を人は持っている。とくに今回は金欲、お金と脳の話を紹介しよう!
人間にとってお金はこの上ない報酬(ご褒美)である。お金があれば何でも買えると思う人は多い。高級車に乗りたい、豪邸に住みたい、高級レストランで食事したいなど「贅沢をしたいと考える人も多いと思われる」。
これらは、人の脳は欲、欲求がエスカレートする特徴を持っている。現在の報酬よりももっと欲しい、お金が欲しいと欲求するのである。
これらが経済の発展や技術の進歩、人類の進化の課程でハイテクな道具や便利な道具の開発に繋がったのである。つまり、人間に欲、欲求がなかったら人間の進歩はなかったのである。
では、人はなぜ欲、欲求を強く求めるのか?それは、人の「快感」と深く関わっている。人の脳は快感こそが好きなのである。目的を達成したときの達成感から快感を得、そして喜び、幸せと感じるのです。
この快感こそ、人の脳のご褒美のように「癖になる」です。
人は快感の繰り返しのために生きていると言っても過言ではありません。
人が快感を感じるときには脳内で「ドーパミン物質」が分泌され、このドーパミンは、快感物質といわれ、脳内麻薬の一種ですから異常に分泌されると、興奮状態を招くこともあります。
これら異常な分泌が何度か繰り返されるのが○○中毒となるのです。
人の脳の快感は先ほどのように癖になると指摘しましたが、お金はこれらの欲と深い関わりがあり、欲しい物があれば、「お金さえ有れば買える」と思うと、人は色々な手口でお金を稼ぎ出す方法を考えます。時には人を騙して、詐欺行為、違法行為してまでも稼ぎだそうとします。
私はこれらを「マネーシンドローム」お金依存症(マネー中毒)と呼んでおります。「マネーによる報酬は、マネー中毒患者」を多く生み出すのです。
初期症状は、稼ぐ、もっと儲ける。お金欲しさに人を騙す。違法な手口で利益を上げたり、収入を上げようとする。そして口癖で「儲けてなぜ悪い、人の心はお金で買える」と勘違いする。つまりこれら金欲が強ければ強いほど、我を忘れお金儲けに走るのである。
確かに、お金を稼ぐのは悪いことではないと私も考えている。それは仕事への意欲や「やる気」に繋がるからである。
但し、私が指摘するのは、お金に依存傾向が強い、マネー中毒に疾患すると人を騙し、楽して稼ごうとする。時にはお金を目的に人殺してまでもお金が欲しいと考え、思考することの危険性を私は危惧しているのです。
時には、お金は人を狂わし、苦しめ、そして快感させる。私は「お金の魔力」と呼んでいるが、これら魔力に惑わされると、人は正常は判断、決定が出来ず、冷静になれず、異常行動などを起こしたりするのである。
だから、はっきりとしたお金の使い方、収入を得るのにも目的意識や努力も必要である。違法行為や人を騙してお金を得るのは楽だから、多くの人たちがやりたがるが、後に後悔し、悔やむことになるのです。
私はこれら、お金の魔力、怖さも理解しているだから、マネー中毒に疾患しないように注意している。本能の欲求の赴くままにお金に拘ると、物欲から買い物依存症などから借金してまでも買い続けたり、お金を欲しいと思いを強く求めるようになる。つまり、自己の欲、欲求を時にはセーブし、脳をコントロールする必要性があるのです。
ですから、私は誰が何と言えども私には、哲学がありお金に関しては「世のため、人のために」稼いで、使うをモットーに、人から感謝されることを喜びと感じ、幸せと感じている。だから、スタッフと食事したり、所属している団体等でも出来る限りご馳走やお金を使うようにしている。
一見気前がよいに思えるが、いずれ私が困った時に大勢の人たちが助けてくれる仲間がいる。お金に執着し、個人の収入や稼ぎに夢中になると、助けてくれる仲間や自分に付いてこなくなるのである。つまり、お金のある人には、お金目的で近づいてくる人が多くいるという事である。
今一度、お金の魅力と魔力を考え、皆様はお金のどのように稼ぎ、使うのかそれは個人の自由だが、マネー依存症、マネー中毒だけには疾患しないで欲しいと思います。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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