センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

オシドリ夫婦は見かけ倒し⁉

2016-02-29 00:00:30 | 愛情
私が野鳥観察を趣味として始めたのは子供の頃、自然豊かな青森の田舎で育ちました。
だから、野鳥は身近な存在であり、越冬するハクチョウに餌やりなどもしておりました。
そうしたら環境から野鳥が恐竜の生き残り、先祖が恐竜と聞いた、分かったことが恐竜好きな私の魂に火を付けて野鳥観察も現在をしております。武蔵野市の井之頭小学校の子供たちに指導もしております。
そんな中で、鳥に関わる人間の生活などに言われや諺にもなっている事柄が沢山あります。
お父さんが酔っ払って帰宅した姿を「千鳥足」と呼ぶのは干潟にいる、チドリと言う、鳥の歩き方が似ているからそのように言われています。
また、お店が混雑していたり、大勢いることを「目白押し」と言うことも、メジロと言う鳥が群れでいることから目白押しと言われ、他にトビが油揚げを攫うも、良いところを手柄として持ち去ったりすること比喩して言います。

また、仲の良い夫婦を「オシドリ夫婦」と呼びますが?実はオシドリのオスは番いになった、つまり結婚相手が居ても他のメスを追いかけ、番いになろうとします。
つまり、オシドリのオスの生態は浮気をしているものです。
それを仲睦まじく並んでいる姿を人が勝手に仲良い夫婦のようだとだから、オシドリ夫婦と仲の良い夫婦を例えますが、実は仲の良さそうに見える仮面夫婦を指すのでオシドリ夫婦は不自然な言い方が正解となります。
仲の良い夫婦を野鳥に例えるなら、ツルやハクチョウは番い、結婚したらどちらかが亡くなるまで一緒にいます。決して別のパートナーと番いになることはありません。
それだけではなく、私たち人が見習うべきものです。
湖面などで泳いでいる時に求愛の儀式があり、私たちはダンスと呼んでいますが、オス、メスが嘴を下に頭をくっつけるほど、長い首を曲げます。
その時に綺麗ハートが出来上がります。そして、オスがメスに求愛して嘴をカチカチと音を出して大きな声で鳴くと求愛が成立します。
その姿は実に美しく、鳥好き以外の人でも感動するシーンです。
まさしく、そこには真実の愛を重ね合わせてしまいます。
人も同じように、オシドリ夫婦などの見せかけな愛ではなく、ハクチョウのような純白で真実の愛ならば美しいものなのです。
私はその真実の愛を知り、理解する者として皆さんに愛の美しさ、素晴らしさを今後とも提唱して参ります。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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