センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

痩せの大食いを科学する!

2016-02-23 00:00:30 | 科学
以前にテレビ番組で私が総合監修した「痩せの大食いを科学する!」からご紹介します。
テレビ番組の中で大食いなどの番組では大食いタレントなる人たちが存在しております。
何故?出された料理、10人前を女性が食べられるのか?例えば10人前の料理だと総カロリーが約12.000kcalにもなります。これらを食べていたら普通でしたら肥満になりますが、テレビに出で来る大食いの人たちは普通の体系の人が多いものです。
では、これら大食いの人が太らないのか?実に羨ましい限りだと思う人は多いと思いますが、それは脳との関連が深く関わっております。
私たちが普通に食事していると脳の「満腹中枢」(視床下部)あります。
食事してから「グレリンという物質」が約20分で分泌されるので満腹と感じて食欲が減退します。また、私たちの胃袋は筋肉と繊毛で出来ています。繊毛運動により、消化され腸に送られます。
また、胃袋は10倍に拡大する(伸びる)ことが知られています。ですから、10人前の食事をすると胃袋は伸びて拡大して、御臍の辺りまで垂れ下がります。
私たちが満腹になるお腹が膨れますが、大食いの人たちはあまりお腹が膨れずに、お腹全体が膨れる感じで、背中の方まで押しやられます。

これら大食いの人たちが一度に食べる食事のカロリーは12.000カロリー以上になるのに何故?肥満にならないのかは、ある細胞と深い関係にあります。
人体にある細胞は60兆個あります。人体を構成する内臓などを合わせると100兆個にも及ぶ細胞があります。
ところが人は加齢と共にこの細胞死(アポトーシス)が毎日繰り返されています。
その原因は私たちが呼吸したり、動けば疲れます。これらが「活性酸素」を生み出して、細胞を死滅させるのです。これが「老いなのです」。
人体は心臓、肺、肝臓等いろいろな臓器からできており、それぞれの臓器が体の機能を維持するのに重要な働きをしています。例えば心臓は体中に酸素を多く含んだ血液を循環させるポンプとして働いていますし、脳は物を考えたり、記憶したり感じたりする働きをしています。これらの臓器は沢山の細胞の集合から出来ています。これら身体を構成する細胞は全部で100兆個以上あります。細胞は遺伝プログラムに沿って増殖(細胞の数を増やすこと)、分化(特殊な機能を持つように変化すること)をし、そのためにそれぞれの細胞は与えられた働きを遂行するために様々な形をしています。分化した細胞は形態や機能が違いますが、基本的な構造は共通しています。
ホメオスタシス(Homeostasis): 体の状態(内部環境)をいつも一定の状態に保つことをホメオスタシスといいます。これは体の臓器や組織が協調的に働いて身体を一定に保つことを意味します。例えば、すい臓から分泌されたインスリンというホルモンが血糖を一定の値に保ったり、腎臓が血液をろ過することによって代謝産物や不要なものを一定のレベルに保つことなどです。ホメオスタシスが保たれない状態では体の機能が維持できていない状態であり、これは病気を意味します。

痩せの大食いの人たちはある種の細胞が活性化し働いていることが分かります。その細胞とは「褐色脂肪細胞」という、首から肩にかけて密集している細胞が大量の食事エネルギーを消費して、細胞の中にある「核ミトコンドリア」このミトコンドリアは人の体温、エネルギーを作りだす働き、役目があります。
つまり、食べた食事のエネルギーを自身の体温を上昇させることで「エネルギー変換」しているようなものです。
ですから、冷たいお蕎麦を食べていても汗をかくのがその証拠です。
この褐色脂肪細胞の働きには個人差が大きいのです。筋肉の強さや骨格の太さと同じように、大きな差が有ります。
褐色脂肪細胞の働きが活発な人は少しぐらい余分に食べても、エネルギーを「体熱」に換えることで太りにくい体質に成っているものです。
逆に働きが悪ければ、余分なエネルギーが体脂肪として身体に残ってしまう
ために身体が冷えやすく、さらに太りやすいものです。
私はこの褐色脂肪細胞が活性化した切っ掛けがあります。それは、4年前に出逢ったツインソウル(双子の魂)の出逢いから、第4チャクラ(ハートチャクラ)が開き、その後毎日のように胸と背中が熱いものです。この体熱を作りだしているのが「褐色脂肪細胞の活性化」です。

そして、レイキが漲り体温も常に高い状態です。
ましてや私は脳活動が普通の人よりもエネルギー消費が激しいのです。一般の人では一日500カロリー程度なのに、私は700カロリーを消費してしまいます。
つまり、一回の食事のカロリーに匹敵します。
高カロリーな食事をしていないと直ぐに痩せてしまいます。それだけ、臓器と身体のエネルギー消費が激しいのです。
ですから、一般的な食事だとカロリーが低いために、私は甘い飲み物やスイーツなどを頻繫に食べています。
食事で5人前なんて食べられないからです。皆さんからすると羨ましいと思われますが、逆にカロリーを消費するから安心は出来ません。塩分の過剰摂取などに繋がり、高血圧などに成りやすいのです。他にも、食事が偏ったりと良い事ばかりではありません。
幸いなことに体温が常に高いので「免疫力が高い」ものです。ですから、風邪などもひくにくく、病気にも強いのですが、身体のエネルギー消費が激しいから逆に疲れやすいと言うこともあります。
ですから、私のような体質の人は、食事だけでなく、定期的な運動や暴飲暴食をコントロールするなど、胃腸過多になる可能性リスクも高まります。
だから、私は最近胃腸薬を飲む回数も増えております。
私と同年代の人に比べたら、私はお酒を飲みません。タバコは吸いません。
肌艶もよく、老眼もありません。こうして、私は人体のアポトーシス(細胞死)は極めて緩やかなものです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦

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