混乱の一年と混迷の4年のはじまり

2009-08-31 00:00:59 | 市民A
選挙が終わり、次の注目点。

1.小沢氏の処遇 →小沢党に向かうのか、追い払うのか。西松は?
2.政権の組み方 →「1」に関係する。
3.閣僚の顔ぶれ →「社民党」「国民新党」の入閣は?

もう少し後で、今、役人たちが棚上げ処理待ちしている重要案件多数の方向性を決めなければならなくなるだろう。そこから右往左往がはじまるだろうか。

実際には、米国でも欧州でも政権交代はしょっちゅう起きているが、それで何か重大な国民のアイデンティティが変わったことなどないのだから、たいしたことにはならないのだろう。

例えば、現在の米国で問題になっている国民健康保険の問題でも、日本では本人が1割から3割負担するということで、そのあたりが国民的コンセンサスになっている。米国も、いきなりスウェーデンと比較するなどという勘違いの元に議論しているが、日本でも、国民負担「ゼロ」みたいなことを考える人はほとんどいないだろう。

まあ、そういうバランス感覚に富み過ぎているのが日本人なのだろうが、結局、あれこれやっているうちに、出生率でも少し上がれば、それが最大の功績だったということになるのかもしれない。

ほんの少しだが、北方領土交渉には期待している。


ところで、投票会場の小学校で、トラブっていた。市から転出間もない人が、転居先に届いた入場券で投票しようとしたら、「コンピューター上、選挙権がない」と言われたようだ。それなら入場券が届かないはずだからおかしな話だ。

係りの人があちこちに電話をかけ、「ある」とか「ない」とか大忙しだ。

騒ぎを覗きにいったら、だいたいわかった。

同時に行われる市長選挙用のマニュアルを見ているわけだ。

市長選挙の投票権はなし、衆議院儀員選挙と最高裁国民審査の投票権はあり、である。

よく、係員のミスで一票が無駄になるケースが報じられるが、投票前に無駄になるケースもありそうだ。(表沙汰にはならないわけだ)


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