鴨と白鷺

2017-04-27 00:00:27 | 市民A
鳥類について椋鳥と鳩と2回書いたので、ついでに3回目。今度は鴨と白鷲。

場所は近所の公園である鴨池公園。大公園である。日比谷公園より大きいと思う。大きな池のあるエリアと池のないエリアに分かれるが、当然ながら池のあるエリアである。鴨の方はどこにでもいるマガモだが、首の部分は茶色だが、首が緑色の鴨もいる。イメージでいえば茶対緑は8対2位ではないだろうか。緑の方を「青首」というらしい。大根みたいだ。

kamoike


不謹慎な話だが、青首の方が食べると旨いらしい。大根でもそうなのかな。

鷺の方は白鷲だ。鷺という字が正しいのか鷲というのが正しいのかよくわからない。こちらは色が白くない鷺のことを総称して青鷺というのだが、青でも緑でもない普通の鷺だ。白鷲比率は2割程度か。

また、白鷲といえば姫路城の別名が白鷲城である。一方、鴨という不吉な名前の城なんてないだろうと思うのだが、実はある。

まず、鴨城というズバリの名前の城が富山県高岡市にある。城跡が残っている。鴨というのは不吉の象徴で、新選組の初代隊長は芹沢鴨といって、やはり斬られた。

その他にも、鴨山城、鴨内城、鴨ヶ嶽城、鴨庄城などいくつかある。台湾には番鴨城というのがあるが、こちらは中華料理店。たぶん鴨を丸焼きで出すのだろう。


ところで、鴨池公園だが、地元の人は覚えているが殺人事件があった。2005年8月25日、大雨の中、近くのデパートで働いていた女性が帰宅途中に公園内で襲われ(推測)、3日後にジョギング仲間によって森林内で遺体を発見された。

事件当初は高校生説が流れ、その後、25日ということで近隣の銀行によって現金を引き出した後、尾行されて襲われたという説が流れる。遺体の捜索にしても、なぜ警察ではなくジョギング仲間が探したのか。当日の朝は雨だったので自宅にいる夫がクルマで送ったのに、もっと本格的に降ってきたのに迎えに行かなかったのはなぜだろうか、とかネットに書かれていたような記憶がある。

結果として、いまだに未解決である。

犯人が捕まっていないということは、12年経って、再び犯行を起こす可能性だってある。

その後、公園内には灯火類が増設され、遊歩道の周囲の木々も見通しがいいようにだいぶ少なくなった。その結果、遊歩道の原自然感は失われた。(あくまでも、殺人事件の記載は私の推測であって、犯人以外知りえない事実ではないので、念のため)


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